サンチョパンサの憂鬱

トランプ君に……有り難うと言おう(2)

彼が未だ大統領選挙の共和党の泡沫候補の時に『こんな人物が大統領候補』に名乗り出る時代?……そんな文章を何処やらに書いた覚えがある。

彼に限らず、フランスでは既成政党を支持せずトンでもない右の候補を勝たせた。

しかしソコはフランス、最終的にマクロンを選ぶという…フランス国民は知恵者振りを見せたけど。

韓国のムン・ジェイン、中国の習近平、ロシアにはプーチン、……今迄という『既成の枠組み』では埒が開かないという最終的実証実験をしてるかの様な時間が流れて今……。

世界へ向けてトランプ君が余りに酷い『基本的人権と民主主義』というアメリカの理想との矛盾振りを晒け出し『次へ向かう大号令』をかけてくれたんだと思う。

各々違う様々なアイデンティティを『統合してくれる理念』を嫌が上にも創らないとこれからに対応不能の状態が今なのだ!……とトランプ君が反面教師となって教えてくれたのである。

トランプ君……有り難う❗
新自由主義ってものが……如何に醜悪な殺人を犯すか?……全世界へ10分の画像付きで発信してくれたアメリカ。
一人の黒人の命の力である。

さて……いつの世もカネである。悲しいけれどそれは変わらない。
その『富の分配を如何に組み替えるか?』が唯一無二の解決策である事は間違いない。

富裕層が『自分の為に』……貧困層に分け与える智恵があるか?否か?
多くの貧者の上に君臨し、富をどん貪欲に貪ってた彼等に決断のボールは渡った。

彼等が『今迄に固執すれば』それは彼等自身の緩慢な自殺に繋がる局面……。
偏った各種の差別的制度に原因アリと気付いた世界の圧倒的多数の貧者達のムーヴメントは『次に着地』するまで落ち着くとは思えないのである。

それでも過去に逃げ込み安閑として惰眠を貪る『今マリー・アントワネット的富裕層』は自身の傲慢さが自身に祟るであろう時代が始まったんだと思う。

富裕層も貧困層も『お互いにエンパシー』を以ての思考しなきゃ次への打開策は実現出来ないと思うのです。
立場、立場で違いあれど……一人に一つずつ『本気を必要とする時代』が始まっている!
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