変化はあった。
小泉・竹中ラインが進めた『小さな政府』、『市場論理に委ねる』という『新自由主義』に舵を切った時……。
その時……既に欧州はサッチャーイズムから再び『大きな政府』に進路変更。
『新・社会民主主義』と言って良いだろう格差を視野に入れた政府にと民衆達は選択を変えた。
毎度お馴染みTBSサンデーモーニング『風を読む』……で上杉鷹山を取り上げていた。天然痘が米沢領内に流行した時……彼は行動自粛と……全領民に無償の医療提供を実践した……。
『領民の健康』こそが最善の『経済対策』だとして『徹底した実践』で乗り切った……。
ケネディが来日した際に尊敬する人は?との記者の質問に間髪入れず、上杉鷹山です❗❗と応えた事から日本人がその名を知った?と言われる。
『日本の民主主義思想の祖』……フランスのルソーが『社会契約論』で民主主義を提唱した時より三年早く『世界で初めての民主主義』を書物に記している。
武士階級は『庶民の平和と安全を守り奉仕する為に存在する』とした彼の思想は武士階級との軋轢を生んだが……ソレを克服し……米沢藩に豊かさと平和をもたらした。
思うに……『目的を何にするか?』が『その後(未来)を決める』んだと思う。
流暢な言葉を弄ぶコメンテーター達のいう『経済が大事❗❗』とは一体?誰の為の経済なのか?……誰をターゲットにした目的なのか?……考えてみる?疑って見る?……必要がある……。
『労働分配率』のここ70年の数字の変遷を眺めて見れば……『富裕層の為の経済』が既に完成している事に気付けると思う。
経済大好きのGAFAはアメリカの富の象徴
だけど……病院にさえかかれない圧倒的多数の『貧困層の奉仕的な労働』が支えている国なのである。
『人件費を変動費』とする『経済様命❗❗の新自由主義の目的』というものを疑ってみる事から……コレからの労働を含む社会活動の新たな目的が見えて来る?
そんな気がするのですが……。
勘違いして欲しくないので言っておきます……僕は今迄の共産主義は大嫌いと表明しておきます。
『日々の労働の目的』を一度足を止めて考えなきゃね?って言いたかったのです。
対症療法的に間断なく小出しにされる小手先手段に日々右往左往してる時代は終わった❔❗❗……否❗❗……嫌でも終わらされる所に差し掛かっていると感じているのです……。
考えて欲しい……あの『テレビでさえ❗』取り上げ始めてるのですから……ね。
時代はもっともっと先に進んでしまってる?……そう思いませんか?