サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……やはり?希少性ってこと

スマートニュースに是非読んだ方が良い❗と思える記事があった。


独立研究者/著作家/パブリックスピーカー・山口周氏の講演の紹介だった。

60年代の洗濯機、冷蔵庫は今の価値で三百万から四百万……ソレが十年で100%近くに普及した。『不便という問題』があったからソレを解決する『正解は価値があったのだ』……と彼は述べている。

翻って今の時代は……正解には価値が失われているのだ……と。
何故なら殆どの人達が『正解を知っている』からだと……。だから正解は価値を失ったのだ……と。

経済学は希少性を見出だす学問……希少性には価値があるから……と彼は日本の水事情を例に説明する。アラブや中東では水はとても高い。
『希少だから』である。日本は何処でも綺麗な水が飲める……希少性がなく価値がないでしょ?……と。

コレからの時代はモノを作る為の『正解を見付ける事』には殆どの価値はない。
『問題を作る能力』こそが今後価値を持ってくるのだと……。

今ある様々の状態から……『コレからの問題を発見する能力』なんだと思った……。

人間の身体の器官で最もカロリーを使うのは脳ミソなんだそうな?
だから……人間は往々にして一度仕入れた『考えを変えたがらない』のだと……。

従って……モノを作る価値が……モノの普及率の上昇と共に相対的に失われているにも関わらず……脳はモノ作りに価値ありと変わらず考えソレを行い続けてる……と。

『考えを変える』には恐ろしくカロリーと忍耐を必要とする……だから『今迄を継続する事』を選択しているんだと思った。

別に安定した職業の方々に何の怨み有る訳ではなく……しかし日常の手続きで彼等の『考える横着』によって様々の支障をきたした経験があった。

『考えない人達』が圧倒的多数派。
自ずと希少性を失っている状態なんだと思う。
『安定・安心』の裏側には『思考力の弱体化』がセットされているから『公務員達の考え足らずの対応』はある意味当然の帰結、仕方ない事なのかも知れないね……?

『人が生きる意味……生き甲斐』は今の世の中においてとっても希少性高い状態だと思う……。

『生きる意味を作る・生き甲斐を見付ける』事にはとても素晴らしい価値が埋まってるぞ!……それは自他を問わず現代人が感じてる潜在的欲求なんじゃないか?と僕は考えた次第です……。


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