サンチョパンサの憂鬱

せめてアイデアは……メイド イン ジブンであれ!

各種のエンターテイメントが充実し『感動・夢・冒険・夢想……』そんな既製品のワクワクドキドキ……が絶えず提案される。
他者が用意した装置とマニュアルでの『感動』をカネで買う方法が一番発達してきたんじゃないか?と思う。

テーマパーク、演劇、ミュージカル、ライブ演奏……などなどだ。

ユニバーサルスタジオで悪魔に追っ掛けられるスリルと近場の低い山の登山コースを一人で踏破する緊張感はどっちが心の振れ幅は大きいんだろう?とふと思った。

余暇時間を『自前の企画』で楽しみ過ごす事が圧倒的に少なくなったんじゃね?……と。

スマホのアプリからライブの『ノリ方』に至るまで『与えられるサービスの範疇』という囲いの中で他者に仕切って貰っての遊び?といった感強く……お手軽ばかりが尊重されてる様な気がする。それってホントに楽しいかい?……ふと聞いてみたくなる。

たかが散歩でも、通った事のない道に踏み込むといった『自分の作ったルールでの遊び』のドキドキは好まれなくなったんだろうか?

無思考にアプリをダウンロードするんじゃなくて……『こんなアプリを作って欲しい』と考えて見るのも『インプット一辺倒』の余暇時間に『自分のアウトプット』を混ぜ込んで行く切っ掛けになるかもよ?……。

様々の人からディズニー土産を貰った。

綺麗なミルクトーンのファンシーカラーでデザインされた様々のお菓子の缶……。
貰って文句はない。しかし年齢も趣味もキャラも違う彼女達の……そのお土産が見事に統一されたモノになるっていうのは何か何処かにヤラセ商業的な意向と何より人工的なマニュアルの匂いが漂い……哀しい気分になるのである。

『自前のアイデア』ってのは今の時代、大きな価値なんじゃないか?……と思うのである。

全国何処でも至る所、パンとセットの古民家カフェが溢れてたり、そこら中で『農産物の情報発信してたり』なんて珍現象……もう飽き飽き辟易なのよね……。

アイデアまで『他者に貰い癖』の悪弊を感じる様になって久しい。
人は……自分独自のアイデアを試す時……ホントのドキドキワクワクを得るんだと僕は思うんだけど……。

最終結果を『ま、こんなとこ』と定め、今からを最小のエネルギーで『こなし、過ごして行く』という……まるで野球の消化試合の様な
ニュアンスに人生を委ねてるんじゃね?……。

ならば平穏に、平和に向こう三軒両隣位を宇宙に生きれば良い!……そんな決意というより諦めに身を任せてる?……そんな気がしてならない。

どの年代を取っても自分の最低限の日常に引き籠り……そんな『消化試合シンドローム』に支配されている。

各年代が自然に与えられてる役割に気付かない限り……その肝心な人生を全う出来なくなるなりますぜ!……という僕の感想です。

老人は孫の世代の若者達に生きて来た知恵を語れ!何よ?その引き籠りと拗ねた生き方は!……若い人は擬似老人の老後資金集めを止めて……これからに悪戦苦闘し大いに悩みなさい!ってね。

お貰いも良いけど…時には自分のアイデアで創ってみ!……一杯面白くなるよ!……。
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