菅内閣の支持率と同じくらいの数の国民が離婚を選択してる……。
何故?この数字が目に入って来たか?といえば……最近の若者達の保守化を飛び越えての『老人化現象』が気になっていたからだ。
二十代で早くも老後資金とくる。
まるで?『結婚シェルターに逃避する』かの様な若い女達の専業主婦願望……。
三、四十歳代も婚カツに熱中してるから老人化の病理は幅広い年代に蔓延しているんだろう……。
自分が頼りとしている『結婚シェルター』の現実(離婚率35%)を正視もしないでの盲信である。
まるで……昔、僕達の上の年代に数多く棲息していた『結婚は幸福の免罪符』と信じてたお姉さん達の再来である。
若い彼等、彼女等のおばあさんの年代の価値観を頼ってる若い人達……。
『今の不安と苦痛』は『何故?』と思考し続ける脳の耐性を失ってる。
『今、直ぐ、美味しいマニュアル』ばかりを拾い集めること命!と恫喝されながら育った末に行き着いた依存心満載の彼等の思考方法……。
ソレが旧くからの『言い伝え・結婚免罪符』にすがるとなってしまったのは……ある意味無理からぬ運びだったのかもね?……とため息一つ。
昔、婚姻状態の維持が人の情愛をベースに行われていたのか?と言えばかなりの部分でNOである。『女性の側の経済的活動の無力』といった事情が大きかった。
親子の情愛も男女の情愛も……経済力を持つと『核家族』、『離婚』へと走ったのだから情愛に対する過信と依存は厳に慎まなきゃね?って思う……。
菅首相の自助って奴も……家族の情愛を頼りに障害者、老人介護も『家』でやってね!との押し付けで目を逸らせてる。
友よ『答えは吹き来る風の中にある』とボブ・ディランは唄ったけれど……。
未来から吹き来る風の中に佇み、あらゆる過去の刷り込みや恫喝され仕入れた観念や他人仕様の言い伝えマニュアル等によるパニックから自分を一回解放すること……ソコから自分は始まるのだと思う。
答えは端から『自分の中に在る』のだから……。
無意識だった自分は奇跡的確率を闘い抜いてこの世に生を受けた科学的事実が既にある。
その自分が『無為自然の状態で欲する事』……ソレが『自分のコレからの答』なのである。