アメリカインディアンには平和の民ホピ族という部族がいます。、ホピの人々は太古から全てのものにカチーナ(精霊)が宿ると信じられてきました。
まるで縄文時代のアミニズム信仰に通じます。
ご存知の方も多いかと思いますが、ホピ族には子孫に口伝にて代々伝えて来た、神仏自然を大切にする尊い教えがあり、三度の人類滅亡の危機を乗り越えた部族ならではの人類の歴史があります。
一度目は火山の大噴火
二度目は氷河
三度目は大洪水
三度目になるとノアの方舟伝説が伝わっており、私たちの知りうる真実の出来事だと思っています。
三度の人類滅亡の危機を経て、実は四回目を生きている人類への警告もあり、神々の教えに従い生きてきた部族ならでは伝えられるメッセージのような気もしました。
人間は調和と愛をとりもどしなさい。
こちらはホピ族のシンボルマークであります。
このまるい地球🌏のバランスを保ち、大地と命を守ることを教えとしています。
そして広島と長崎に原子爆弾が落とされた後、ホピ族が神から受けた9つの予言のうち、8つ目の予言が成就したとして、ホピ族の長老が国連に何度も足を運んで、神から人類に告げなさいとされた予言ともいえる警告を国連に手渡し、国連が受理し公表した話はあまりに有名です。
こちらの幣立神宮は日本最古の神社といわれ、五年に一度、世界人類の祖神、五色人(赤、白、黄、黒、青人)をお祀りし、地球全人類が互いに認め合い、助け合う和合の世界を祈願するお祭りです。
黄色・・日本、モンゴル、中国などアジア系黄色人種の人
白色・・欧州、オーストラリアなど白色人種の人
赤色・・ホピ族、アメリカインディアンなど北米の先住民の人
黒色・・中東、アフリカなどの黒色人種の人
青色・・ポリネシア、ハワイなど太平洋上の島々の人
全人類が始まったという伝説のある神社が、幣立神宮であり、かつて、この幣立の地に五色人の部族の長が集まり会議を開いていたとも云われています。
日本は世界の縮図であり、そう考えると人類発祥の地といわれるのも納得ですし、五色人の部族長が日本の地に集まって話し合いをしたという事も事実だと思います。
太古の昔、東の地へ向かいなさいと神にいわれ、世界中の人々が日本を目指してやって来たといいます。
それを考えると、日本人として生まれた事は幸せであります。
過去の歴史において、諸外国の人々を受け入れ、異なる文化や宗教をも柔軟に受け入れるなど、日本が歩んできた道は、他の国ではあり得ない道だと思います。
あらゆるものに神が宿るとして八百万の神々を祀ってきた日本人のこと考えると、ホピ族にも通じる素晴らしい精神があるのではないかとさえ感じます。
自然との共存、自分達の七代後の子供達世代を考えて自然を大切にする精神がとても大切だと知りました。
美しい水、海、川、森林、生き物を守っていくことが大切です。
どんな木も最初は根付くかわからないほど小さくて弱々しいけれど、例えば私たちの子孫の代に、自分の植えた木が大きく育ってくれていたら嬉しいなと思います。
一人一人ができることは小さいかも知れないけど、一人一人の自然への想い、自然=神であると気付き大切にすることや、全ての人の中に神がいることに気付き、自分も、人も、自然も大切にしていく調和の精神が、今の時代求められているのかも知れませんね。