総理大臣の70年談話がなぜ必要なのか。毎日毎日の行動が国の考えを示しているのではないか。国は刻々と進化し変化を遂げている。日本の有り様は即世界に伝えられるまでになった。世界一治安の安定した国、平和な国、礼儀の正しい国、格差の少ないと称えられる国となった。なったのだ。過去には、貧困も経験した。経済封鎖の憂き目も見た。そして戦争と事態は変化した。総括はまだ成されていないので、、国家の歴史として戦犯探しでない歴史に手を付けるべき時が来ている。軍部も横暴だった面否定はできない。政治も弱体だったことも認めなければならない。 この検証が進めば、他国に迷惑を掛けた事があれば過去は過去として謝ればよい。他国の批判はあろうが、日本として、この検証を進めれば、今後の進路が自ずから明らかとなり、特別の声明の必要はないと信ずる。歴史は継続である。首相の個人の談話より、国家の姿を映し出す努力を惜しむなかれ。