西南戦争・薩摩の史跡を巡る

西南戦争に関する有名な史跡からレアな史跡・薩摩の史跡を載せてます。
史跡の詳細な地図も付けています。

薩摩猫之介の散歩 西南戦争史跡㉝ 熊本市③

2023-03-23 10:32:00 | 熊本県西南戦争史跡
熊本協同隊出陣の地(東区保田窪本町)

菅原神社内に碑があります。

協同隊は明治10年2月20日に出陣式を行い、21日に薩軍本営に入り戦闘を繰り広げることになります。

熊本協同隊は当初40名でしたが、その後続々と参加者が現れ約400名にまで増えていきました。







菅原神社付近は道路が狭いので訪れる際は気をつけてください。





熊本隊出陣の地(東区健軍)

健軍神社山門の前に碑があります。

2月22日健軍神社に集まり会議を開き挙兵を決めました。

熊本隊は約1500名。

その後熊本城北側の京町にある往生院に向います。









健軍神社の社務所にある西南戦争の銃撃戦で銃弾がめり込んだ木







延寿寺(南区川尻)

2月20日別府晋介率いる薩軍先鋒隊が川尻に到着します。



その後に西郷隆盛も川尻に着いています。

はじめこの寺に本営を置き軍議で熊本城強襲を決しました。

その後薩軍の兵站基地となり、野戦病院になっています。





薩軍本営並野戦病院跡の碑

西南戦争の戦闘が激しくなると各地から戦死傷者が運ばれ、戦病没者850余名が埋葬されています。



西南役薩軍戦没者墓碑

後年戦没者の遺骨のほとんどが遺族により故郷に改葬されました。



新しい埋葬者名簿が建てられています。










川尻薩軍本営跡(南区川尻)

川尻に入った西郷隆盛は布屋質商山本大蔵宅を宿営地にしています。

現在は料亭になってます。











泰養寺(南区川尻)

西南戦争での案内板や碑などありませんが、この寺も本営跡、野戦病院だったと云われています。
















コメントを投稿