ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

腰痛回復度チェック山行もこれで終了か? 急登のノボリ尾根から倉戸山へ

2015年10月22日 | ハイキング/奥多摩

2015/9/30  8月中旬から突然不調になった腰の状態も、日常においてはほぼ問題は感じなくなっています。山でも大丈夫かどうか、これまで腰痛チェック山行を行いましたが、まずは楽なハイキングで試していますから、今日はこれまでよりは足腰に負担のかかるちょっときつめのハイキングを計画しました。

今まで数回は登ったり下降路として使ったりしたことがあると思います。尾根の名前はノボリ尾根。名前通りの急登一辺倒の尾根です。


▲峰谷行のバスはあまり本数がありませんから、峰谷橋バス停で下車します。9:23ころ。


▲奥多摩湖が峰谷側へ入江のように入り込んでいます。中央で手前から向こうへ上がっている尾根、そしてスカイラインをさらに右へ延びている尾根がノボリ尾根です。9:27ころ。


▲雨降りバス停の少し先に登り口はあります。この階段がそう。9:58ころ。


▲正式名は分かりませんが、ツチグリの仲間でしょう。10:05ころ。


▲以前は登り口から右へどんどん山腹を進み、祠のようなものがあるところで左へ方向を変えて、なだらかな山道を最初は登ったものです。でも、今回はそのなだらかな道が消え、最初から尾根沿いの急登を進むことになっていました。ですから、こんな感じ。10:07ころ。


▲いったん少しなだらかに。この先で少し休憩しました。10:29ころ。


▲またまた急登に。手を付き、木を掴んで登ります。11:22ころ。


▲尾根幅がだいぶん広がりました。植林も減り、広葉樹が多くなってきています。11:54ころ。


▲クマの糞でしょうか? 12:24ころ。


▲この手のキノコは似たのが多くて、僕には判別不能です。美味なキノコもあるでしょうし、危険な毒キノコもあるのでしょう。12:25ころ。


▲ブナが面白い格好で生えていました。切り株から芽生えたひこばえがこんな形に育ったのでしょう。12:29ころ。


▲スギヒラタケだと思います。昔は美味な食用キノコとして知られていました。僕も何度も食べたことがあります。でも、10年ほど前だったでしょうか、このキノコが原因の食中毒死事件が続けて発生し、それ以降、スギヒラタケは毒キノコだとされるようになりました。中毒に至るメカニズムや毒物の特定など、不明な点はまだいくつもあるようなのですが、影響が顕著に表われる人が必ずしも特定されていないのと、影響が出現するまで長い時間がかかったりすることで、因果関係すら不明瞭なようです。13:13ころ。


▲ブナの多い林になってきました。S子と比べると、ブナの大きさが分かりますね。13:25ころ。


▲丸く幅のある尾根ですが、急な尾根です。13:53ころ。


▲心地の良い日差しに溢れていました。逆光に輝く緑葉のもみじ。13:59ころ。


▲ブナの巨木が繰り返し現われます。根の張りも見事ですね。14:04ころ。


▲ブナの種と殻。種の中の実はナッツのようでとても美味ですが、中身のない種がほとんどです。中身がある方が珍しいですね。14:09ころ。


▲ノボリ尾根のゴールです。一般登山道に出ました。S子の右に道標が立っていますね。左へ少し登って行くと、榧ノ木山1485mです。榧ノ木山へ寄るつもりでしたけれど、時間も遅いので省略。14:16ころ。


▲榧ノ木尾根を下ります。午後の陽射しに照らされて、林が綺麗です。14:23ころ。


▲のんびりと山を下って行きます。14:40ころ。


▲倉戸山1169.3mに到着しました。だだっ広い山頂です。15:04ころ。

山頂に栗の木が生えているのですが、なかなかその最盛期に来ることが出来ていません。小さな山栗をたくさん拾って、栗ご飯を作りたいのですが、チャンスに恵まれていません。そんな下心をもってここへ来たのですが、やっぱり駄目でした。今年は裏年なのか、実を見かけもしませんでした。


▲奥多摩の紅葉はまだまだ先の話。部分的にこの程度色づいています。15:22ころ。


▲このあたりの登山道は枯葉が積もっているとどこが踏み跡か分かりにくいところです。15:49ころ。


▲植林の尾根道ですが、西日を受けて縞模様が出来ました。15:57ころ。

この前後で道を外してしまいました。この道も何度も通っていますから、何か変だな? と気付いたのです。来た道を引き返し、登り返します。


▲すると出て来たのがこの道標。どうしてこれを見過ごして行き過ぎてしまったのでしょう? 16:15ころ。


▲泥地に水が少し溜まっていました。シカやイノシシなどがヌタ場として使っているのでしょうか? 16:28ころ。


▲もともと湯ノ権現とか湯屋神社と呼ばれていたようで、明治になって温泉神社と改称されたそうです。ダム建設で湖底に沈む前には温泉場があったわけですから、温泉神社があっても不思議ではありません。ダム建設にあわせてここへ移されたそうです。神様も小河内神社へ合祀されたのだとか。16:37ころ。


▲小河内ダムや奥多摩湖が見えて来ました。16:38ころ。


▲倉戸口バス停です。余裕の下山だったはずなのですが、途中で道を外した影響で、バスがすぐに来てしまいました。16:47ころ。

いつも通り、駅前の天益へ向かいました。ところが、天益はお休み!!! 仕方なく電車に乗り、地元の居酒屋さんで打ち上げ。

ところで、腰痛回復度チェックの結果ですが、めでたくも合格! 翌日や翌々日も通常よりは少し重めの腰の張りはありましたけれど、問題ありません。8月からの腰痛の原因は不明のままですが、とにもかくにも元に戻ったようです。めでたい!


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