2012/6/27 先日のビロードモウズイカは水吸いが弱いせいでしょうか、花穂がうな垂れてしまいました。
そこでまた多摩川の河川敷から綺麗な花を持って来ました。
▲ムシトリナデシコです。漢字なら「虫取り撫子」。
▲花のサイズは約1㎝ほど。ヨーロッパ原産のナデシコ科の花で、江戸時代に観賞用として入って来たそうです。
▲でも何故に“虫取り”なのでしょう? 食虫植物なのでしょうか?
試しにティッシュをちぎってくっ付けてみました。茎の一部分を触るとネバネバしているからです。写真のように簡単にくっ付きます。このネバネバに小昆虫が捕らわれてしまうのですが、この昆虫を消化して栄養にするようなことはないそうです。
はっきりしたことは分かっていないらしいのですが、蟻などが花まで上がって来るのを嫌っているのではないかという説などがあるようです。