気になること 忘れずにいたいこと 嬉しいこと

社会 科学 美術 環境 省エネ 俳句

キク科は、がんに効果

2013-05-28 23:47:16 | 記録
キク科は、がんに効果 秋田魁新報2013年5月27日(月)5面

 秋田県総合食品研究センターでは、タンポポに代表されるキク科植物の成分を抗ガン治療に生かす試みを始めている。
 タンポポやアキノノゲシなどのキク科植物に豊富に含まれるルペオールと言う成分に、メラノーマ細胞の増殖を抑える作用があることをつきとめた。2013年2月に「獣医学領域ルペオール研究会」をせつりつし、治験データを蓄積している。メラノーマちりょうほうの確立につなげていきたいとしている。

BNEF 2030年予測 再生エネ 発電の37% 原子力は5%

2013-05-28 22:04:28 | 記録
BNEF 2030年予測 再生エネ 発電の37% 原子力は5% 秋田魁新報2013年5月27日(月)4面

 風力や太陽光等の再生可能エネルギーの開発は予想を超えるペースで進んでおり、2030年には、大型水力発電を含めると最大で世界の発電量の37%を担う可能性があるとの試算を、英国の調査機関「ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス」(BNEF)が26日までにまとめた。
 2030年まで新たに建設される発電設備の70%前後が再生可能エネルギーとなる見通しで、化石燃料による発電所は25%、原子力発電は5%にとどまるという。
 BNEFは「化石燃料価格が上昇する一方で、再生可能エネルギーのコストは低下し、エネルギー市場で中心的な役割を果たすだろう」と分析している。
 BNEFは、経済成長率や化石燃料の価格(co2)の排出規制や政府による支援策などについての想定を変えた三つのシナリオに基づいて、独自の経済モデルを使って、エネルギー供給の見通しを予測。
 最も可能性が高いシナリオでは、2030年の再生可能エネルギーの容量は2011年の約5億kWから35億kWに増加すると予想され、、最大42kWにまで増える可能性がある。42kWとなった場合、総発電量に占める割合は最大37%に達するとした。一方で、原発の発電量は全体の13%と現在とほとんど変わらないとの予測だった。
 2030年の再生可能エネルギーへの投資額は現在の3.3倍の6300億ドルという巨大市場になると見込まれるという。
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 再生可能エネルギー開発と機器の創出は、原発を主力にの方針によって隅に追いやられ、開発についての研究も後退せざるを得ない状況に追い込まれたが、佐賀大学の上原サイクルは海洋国の需要があり、かろうじて開発を続け需要に応じていた。
 BNEFの試算が今後の再生エネルギー需要を満たすとするなら、我が国は直ちにエネルギー開発の方向変換をして、世界に誇れるエネルギー効率の良い機器やさらに新しいエネルギー創出の原料開発をすべきである。自然に学ぶものづくりはその一助になると考えられる。躊躇している暇はない。

岡山大学構内の鹿田遺跡から二枚の絵馬と赤い土師器出土

2013-05-28 17:47:14 | 日記
 岡山大埋蔵文化財調査研究センターは2013年52323日、同大鹿田キャンパスの医学部構内にある鹿田遺跡(岡山市北区鹿田町)で、奈良時代(8世紀後半)の井戸跡から、猿が馬を引く「猿駒曳(さるこまひき)」の絵馬と「牛」の絵が描かれた絵馬が素焼きの土器と共に出土したと発表した。 絵馬は4月中旬、井戸跡から2枚重なった状態で見つかった。 どちらも国内最古の例。
 猿駒曳の絵馬は縦12cm、横23cmの長方形で、鞍を着けた馬を小さな猿が手綱で引く姿が描かれている。木板に墨で描かれていたらしいが、本来は顔料などで彩色されていた可能性もあるという。
 儀式的な用途で井戸の中に絵馬と赤く塗った土師器を納めたとみており、猿が馬を守護するという伝承が奈良時代まで遡る可能性が出てきた。
 「猿駒曳」の現存最古の例は、鎌倉時代(13世紀末)の戯画(注1)で、今回の例は約500年遡る。
 「牛」の絵馬は横21・5cm、縦12・3cm。 これまでの最古の例は、静岡県で出土した9世紀のもの。
 絵馬は寺社に生きた馬を奉納する代わりに始まったとされ、奈良・平城京跡出土の8世紀前半例が最古である。
 同遺跡は、藤原摂関家の荘園「鹿田荘(しかたのしょう)」跡として知られ、絵馬は、都との関係が非常に強い荘園だったことを示す資料になるとしている。
[参考:時事通信、日経新聞、読売新聞、山陽新聞]