東北歴史博物館の特別展「漢字三千年 -漢字の歴史と美-」の内覧会を2017年6月22日(金)10:00~12:00の日程で鑑賞した。観賞後、設置されていたショップでカタログを購入したが、天地が逆になっているものが数点あり校正の段階で見つけられなかったのだろう。
出典は故宮博物館や各地の博物館・博物院・考古研究院のものが多く、一級文物(国宝)も何点かあった。それは、文字の刻まれた兵馬俑1点・五十二病方(最古の中国医学文献・馬王堆の処方箋)などの貴重な史料である。また、王朝の皇帝之眞筆を見ることができるし、体験コーナーでは、様々な銭貨のレプリカによって大きさ・厚さ・銭貨上の文字などを見ることができると共に拓本をとることができる。
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館の公式ホームページ
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「漢字」は、中国文明の中で生まれた古代文字でありながら、誕生以来3000年の長きにわたって、人々に愛され使われ続けています。その時代に最もふさわしい形で表現され、読みやすさや書きやすさ、そして美しさを模索され発展してきた、世界で唯一の文字です。
本展では最古の漢字といわれる甲骨文字をはじめ、文字の統一を果たした秦時代の漢字、世界初公開の文字の刻まれた兵馬俑など漢字が記された文物を展観するとともに、漢字を芸術の域にまで高めた王羲之や顔真卿の拓本など歴代の名書作品、歴史上の人物が書いた書作品など、中国の博物館・研究機関17ヶ所から、国家一級文物21点を含む約110点を出品致します。
漢字の歴史と美の変遷を探るとともに、漢字にまつわるエピソードなどを紹介し、今まで他に類を見ない漢字ワールドを展観いたします。
開催期間 2017年6月24日(土)~8月11日(金)
開催時間 9:30~17:00(発券は16:30まで)
休 館 日 月曜日(ただし,7月17日は開館)、7月18日(火)
観覧料金 一般1,300円,シルバー・学生1,200円,小・中・高校生400円
主催 東北歴史博物館/河北新報社/KHB東日本放送/
中国人民対外友好協会/中国文物交流中心/日本中国文化交流協会
「展示構成
第一部 漢字の歴史
我々日本人は、千数百年前、中国から漢字を学び、その漢字の恩恵は計り知れません。しかし、我が国にもたらされた漢字は完成された形で、漢字がそれ以前二千年もの歴史があり、形にも大きな変遷が有ることを知る日本人は少ないのではないでしょうか。
第一部ではそうした漢字の歴史を新石器時代からさかのぼり、漢字の発祥とされる「甲骨文字」そして青銅器に鋳こまれた「金文」など、さまざまな漢字の記された文物を紹介します。その背後にある漢字の世界観を是非ご覧下さい。
第二部 漢字の美
漢字は神との通信手段から人間社会のものとなり、さらには単なる情報伝達ツールにとどまらず、芸術の領域へと進んでいきました。この書芸術は世界に誇る東アジアの代表的文化のひとつであり、東洋の精神世界を見事に表している芸術でもあります。
展示では様々な書家の作品を通し、書体の『美』を見ていただくと同時に、「書は人物なり」と言われるように、乾隆帝などの皇帝をはじめ歴代の著名な人物による個性あふれる作品を紹介します。」
「文房四宝」は、中国文人の文房趣味の一つで、筆・墨・硯・紙である。
端渓、歙州、澄泥の古硯や古文房具
出典は故宮博物館や各地の博物館・博物院・考古研究院のものが多く、一級文物(国宝)も何点かあった。それは、文字の刻まれた兵馬俑1点・五十二病方(最古の中国医学文献・馬王堆の処方箋)などの貴重な史料である。また、王朝の皇帝之眞筆を見ることができるし、体験コーナーでは、様々な銭貨のレプリカによって大きさ・厚さ・銭貨上の文字などを見ることができると共に拓本をとることができる。
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「漢字」は、中国文明の中で生まれた古代文字でありながら、誕生以来3000年の長きにわたって、人々に愛され使われ続けています。その時代に最もふさわしい形で表現され、読みやすさや書きやすさ、そして美しさを模索され発展してきた、世界で唯一の文字です。
本展では最古の漢字といわれる甲骨文字をはじめ、文字の統一を果たした秦時代の漢字、世界初公開の文字の刻まれた兵馬俑など漢字が記された文物を展観するとともに、漢字を芸術の域にまで高めた王羲之や顔真卿の拓本など歴代の名書作品、歴史上の人物が書いた書作品など、中国の博物館・研究機関17ヶ所から、国家一級文物21点を含む約110点を出品致します。
漢字の歴史と美の変遷を探るとともに、漢字にまつわるエピソードなどを紹介し、今まで他に類を見ない漢字ワールドを展観いたします。
開催期間 2017年6月24日(土)~8月11日(金)
開催時間 9:30~17:00(発券は16:30まで)
休 館 日 月曜日(ただし,7月17日は開館)、7月18日(火)
観覧料金 一般1,300円,シルバー・学生1,200円,小・中・高校生400円
主催 東北歴史博物館/河北新報社/KHB東日本放送/
中国人民対外友好協会/中国文物交流中心/日本中国文化交流協会
「展示構成
第一部 漢字の歴史
我々日本人は、千数百年前、中国から漢字を学び、その漢字の恩恵は計り知れません。しかし、我が国にもたらされた漢字は完成された形で、漢字がそれ以前二千年もの歴史があり、形にも大きな変遷が有ることを知る日本人は少ないのではないでしょうか。
第一部ではそうした漢字の歴史を新石器時代からさかのぼり、漢字の発祥とされる「甲骨文字」そして青銅器に鋳こまれた「金文」など、さまざまな漢字の記された文物を紹介します。その背後にある漢字の世界観を是非ご覧下さい。
第二部 漢字の美
漢字は神との通信手段から人間社会のものとなり、さらには単なる情報伝達ツールにとどまらず、芸術の領域へと進んでいきました。この書芸術は世界に誇る東アジアの代表的文化のひとつであり、東洋の精神世界を見事に表している芸術でもあります。
展示では様々な書家の作品を通し、書体の『美』を見ていただくと同時に、「書は人物なり」と言われるように、乾隆帝などの皇帝をはじめ歴代の著名な人物による個性あふれる作品を紹介します。」
「文房四宝」は、中国文人の文房趣味の一つで、筆・墨・硯・紙である。
端渓、歙州、澄泥の古硯や古文房具
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