線香花火に火が着いて
パチパチと音が聞こえる
そんなイメージを持って
刺し続けた図案だった
もう使わなくなった
絹の手縫い糸を利用して
作り上げた「線香花火」
刺し子糸とは全く違う
糸の引き具合で
最初から最後まで
手間がかかり苦労した
出来上がった刺し子は
絹独特の艶があり
品よく目に映った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ec/c855f5648b718991d8e4e08b365dfc07.jpg?1701645844)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e1/c75f1e767f334790d1c484c8eba1dc94.jpg?1701645868)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/aa/21f6f276a06013b615e91b28eb27891c.jpg?1701645884)
刺し子糸が普段着なら
絹糸はお出かけ着と
言ったところ
私は刺し終えたものを
ふきんとしては使わない
カゴ等に掛けることを
想定して作っている
だから無謀な絹の糸も
平気で使ったりできる
絹糸が刺しやすければ
残りの糸も使うのだが
これだけ難儀したから
もういいわ…が本音
この絹糸の使い道は
他にないのかなぁ