タイ女性との結婚

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タイ女性との結婚18文盲

2012-03-20 17:53:40 | 日記

m氏の言った・・中国でここの仕事をする会社興したい・・社長に私の提案を話してもらえないですか?・・僕は中国にはたくさんのコネもあるし、友人もいますから・・僕を中国での営業仕事に使ってほしい・・


という言葉を俺は聞いて、彼の今の哀れな状態を考えるに、その仕事をさせてあげるほうが彼には、ベターだと思われた

 しかし、うちのような小さな会社が中国に進出したとしても、資金力もない、人材もいない

長年ここで俺は勤めているから、社内の事情して思うに、もし、この会社が中国に進出したとしたら、すべての社運をかけて、一か八かの冒険するつもりで行動しなければならず、そんな冒険する気力は七十歳近い、うちの社長にはないと思われるし、もし、仮に中国に会社を興したとして、中国では中国語のわかるm氏にすべて一任せざるを得ない状態になってしまうだろう・・

彼は、すでに中国において事業を失敗した経歴もあり、いくら人のよい社長でも、社運をかけて、たくさんの資金を投資してまで、彼を信用して中国で新事業を立ち上げることはないように思った

たぶん、社長一代で日本で細々と今の仕事をしていくだろう・・

彼に俺はこう答えた

 たぶん、社長は中国で新事業をするという事しないと思いますよ

 社長も年齢も年齢だし、後継ぎもこの会社にいないですから、社長一代で終わってしまう会社なので、社運をかけて資金を集めて・・

 冒険するような中国での会社立ち上げはしないですね 

たぶん社長に話すだけ無駄だと思いますよ と俺は言った

すると、m氏はこだまのような速さで俺の話に返事をしてきた


だったら、oさんが社長になったら良いでないですか?

この会社に後取りない以上、社内の中から誰かこの会社を引き継ぐ人がいなければなりませんし・・ と彼は言う

僕が・・と そう言われて絶句したが・・


そういう危うい話を会社の中で、しかも昼休みの休憩中に話ことが不安なことでもあった 誰かが聞き耳を立てて聴いているかわからない

俺は話をそらす意味でも、話題を別のものにする必要を感じて、こう答えた


僕は、そんな器の人間ではありません 社長のように会社をまとめる器量もないですからね 

それに、僕は中国人が嫌いです とそう答えた

それを聞いて、m氏は笑いだして、こう答えた

僕だって中国人は嫌いです でも、おかしなことにoさんも私も中国人女性と結婚している・・それは現実ですよね?

中国人、中国が嫌いだと口に言ったとしても、どこかで、我々は中国人たちに依存しなければ、生きていけない

今の日本の商品、加工も輸入も何から何まで、中国とは何らかの関わりがあるのです 

日本で安い品物を買えるのも中国で中国人たちが、安い賃金で加工してくれているからですよ 

みな中国人は嫌い 口々に日本人は言いながらも、本当の意味で中国人を排除できない、否定できない

我々日本人は、それだけ中国に依存していかなければ、精神的にも現実の生活上でも生きていけない状態にまで落ちぶれしまっているのですよ

  
 oさんもそうでしょう?


以前、oさんが私に打ち明けてくれた話ですが、oさんは今の中国人妻とsexするまでは、童貞だったんでしょう?

初めて、sexする相手が今の中国妻だと聞きましたが・・

sexしてくれる女性も日本にはいない・・ 中国女性だから、貴方のような身持ちの固い男を相手にしてくれるのですよ 彼は言った


確かにそうであった 今までの、人生で女性と付き合う事もなく、モテル男としての気質を備わっていない俺は、今の中国人妻と三十半ばで初めて筆おろしした状態であった 

そういう意味では、中国女性との結婚とはありがたい存在ではあったが・・

表現として三十半ばで筆おろしの男を柔らかい上手な表現として、身持ちの固い男 と彼は言ってくれたとしても・・


 ここで、中国人妻とsexするまでは、貴方は童貞だったんでしょう?


 という話題を出すことに対して、彼に不快な物を感じ反発する意味で、こう答えた



そんな私のプライベートな話と中国の依存の話と並べて話すのは私としては不快ですよ 

とにかく、社長も中国人が嫌いです というより、言葉のわからない中国人・・

そんな理由で仕事のできない中国人に対しては、うちの社長はボランティア的な感覚で彼女に対して、好意、友愛の気持ちで接し、うちで仕事をさせてあげているという心の持ちようで中国人に接していっています

 中国人女性たちもそんな社長に対して、とても感謝して、尊敬して真面目にここで働こうという姿勢でうちで働いてくれています

しかし、社長が本当の意味で嫌いなのは、我々のような中国にオンブ抱っこしなければ、生きていけていない日本男子のことです

 

お前ら日本人か?日本人やったら日本人と結婚せい!ややこしい国の女、日本に連れてきてからに・・


以前、社長は俺が中国女性と結婚するときにそう言いました

 たぶん、mさんも俺と同じような目線で社長に見られていると思います

そういう意味合いからして、社長のmさんへの評価は日本人的にも人間としての評価としも落第点を与えられていると思いますよ

 だから、中国での新事業を貴方を通して行われると言うことは、とてもあなたでは社長の気持ちとしては任せられないと思いますがね と俺は、半端不快な気持ちをあらわに出し、m氏に吐き捨てるように、そう語った

そんな俺の挑発的な言葉にも、m氏は・・彼は冷厳にこう言い放った

 社長だって、善意の気持ちで中国女性を雇っていると言っても、結局、日本人のパートが次々と辞めていき、やむなく、中国人女性を使わざるを得なかった、本音からしたらそういう事でしょう? 

だれが好き好んで、言葉の伝わらない、そんなことで仕事に支障をきたすような恐れのある中国人たちを使う必要がありますか?

日本人が来ないから、労働力がなくなるから彼らを使わざるをえない・・

 そういう意味からしたら、皆、中国人にオンブに抱っこされている みな同じムジナです いい意味で同士ですよ 

社長が仮に我々に対して、お前ら日本人なのか?と問うとしたら、私も社長に聞きたい

 貴方も本当に日本人なのか?

いや、本当に日本のアイデンティを持ち合わせているなら、こんなにも貴方がたは中国人におんぶ抱っこの経営姿勢であることが、国辱だと思わないのか?

社長は我々を日本人の恥として見られているなら、逆に貴方方の中国人依存の経営姿勢を恥じるべきでしょう?

私は少なくとも、中国人の妻を持っていますが、彼女におんぶ抱っこされていると思いません 

社長にお前ら日本人か?と言われるほどの恥とも思いません 

私は彼女、中国人たちをうまく利用して活用して生きていこうとするだけです それだけの知恵もあります

 日本人としてのプライドもあります 

確かに、今はこんなアホな小さな中国人どもばかり集めて、ちんけな仕事している会社に私は臨時で雇われていますが、いずれ、僕はどこかで再び中国で自分のノウハウを生かした仕事に復職するつもりです 

それまでは、今の妻のパート代と僕のアルバイト収入で生活していきますが、妻も僕の事を支援してくれていますし・・

彼ら中国人を利用して生きていく・・そのことで成功し、自分の事業、業績を後世に残していく・・

それこそ、日本人としての彼らとの違い?日本人として生まれた証の証明になっていくと僕は思いますね oさんもそう思いませんか?と彼は、一気に僕に言った

俺はその言葉を聞き 少し考えて、こう答えた

結局はmさんも中国人たちにオンブに抱っこされていることには変わらないのではないですか?

そのことを、逆に言い換えて、彼らを利用する とうまく言葉をすり替えているようですが・・

僕には、貴方も僕も社長も、言葉をうまくすり替えているだけで、みな中国人なしでは生きていけない同じ日本人にしか思えないのですが・・

少なくとも、僕はその事実を認めますが・・mさんはそのことを認めませんか?

私は認めません と誇らしげに、リンとした表情で彼は俺に答えた そして、ちょっと苦笑しながら俺の顔見ながら、 こうも言った

あなたのように、アノ方まで、妻に弱っちい事はないですからね 私はアノの方では彼女を男として十分支配しています 

彼女はアノ方では私の奴隷ようなものです と笑い語った

その答えを聞き、残念な気持ちを彼に対して抱きながら俺はこう言った


貴方はたぶん失敗するでしょう 

女性に対して、それだけの支配する気持ち、僕からしたら不純な支配する気持ち 

中国人であっても、日本人であっても、そんな気持ちを土台にした男女の関係と言うのはいつか終わってしまうと僕は思います 

それが終わった時、最後に残っていく心とは、彼女ら中国人を利用する 日本人としての知恵、日本人としてのプライド・・

そんな日本人として、中国人を見下した性質だけしか貴方の中に残ってはいかないでしょう 

その時、貴方の中国人の奥さん、貴女が利用し行くと言った中国人たちが貴方をどう思い、どう感じるか?

僕には貴方がその気持ちの驕りから、しっぺ返しを受け、ころがる石のようにドンドンと落ちていくような気がしてきます・・ 

そう彼に言うと、なぜだか妙な悲しさと寂しさが入り混じった複雑な心境で、声かうわついて、ちよっと涙声になりながら俺は彼に続けて、こう言った 

 どうか、お元気で・・・これからもがんばって生きていってください と俺は彼に言った


それから、半月ほどして彼はうちの会社を辞めていった・・

 辞めた理由として、中国での彼のプランを認めてくれた会社に就職するためだという話を聞いた・・



それから、彼の話題は俺の周りから絶えた・・・  しかし・・・それから二年ほどして、彼に纏わる・・あの悲しい事件が起こった


続く

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