かりんとうの小部屋Z

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聲の形 漫画版でかんがえたこと

2018年08月26日 17時34分36秒 | BOOK
植野大好きです。でも実際いたら多分大嫌い。

聲の形がハッピーエンドで本当によかった。将也が死ぬエンドも考えられてたみたいだが。現実社会ではいじめはなくならないし、不登校児はひきこもったままだ。私の学校でもそうだった。

小6でいじめられてた女の子は中学卒業までひきずってた。
中1のクラスで不登校だったわたなべさんは結局3年間1日も学校に来られなかった。
高校で友達もなく生き方に悩んでいたスズキ君は19歳で自殺した。

誰もが変える力を持ちながら、誰も何も変えられなかった。今になって「ああ、あの子かわいそうだったな、手を差し伸べてあげたかったな」と心から思う。でももう遅い。

聲の形では何とか苦しみながらもそれぞれが解決の道を探った。それは私にとってひとつの慰めだった。私が叶えられなった思いをかわりに成し遂げてくれた。聲の形の物語を通して過去の後悔を消化できた気がする。そしてこれから、誰か苦しんでいる人がいたら、手を差し伸べることができるかもしれない。

今苦しんでいる人には、例えば戦隊物を見てヒーローにあこがれるように、聲の形の結末にあこがれてほしいとおもう。物事は解決できるし、人と人とはわかりあえることができる。いじめも不登校も解決できるといいなあ。


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