人生のはじめのはじめで拒否した。
小さい頃から男らしいとか女らしいとかそういう分け方をされるのが嫌いでした。
男の子がみんな青い服を着ている!僕もきなけりゃいけないのか、ヤダナア・・
どうしてそんな分け方するの・・・青いものを身につけるのが耐えがたい苦痛で、
好きな色は中性的な緑とかきいろとか。徹底して男イメージを避けた。
自分の呼び方・・
幼稚園ぐらいからみんな自分を「おれ」っていった。
自分もまねして言ってみたけど、背中がぞくぞくってしてすぐやめた。
「僕」って言うのも恥ずかしくなっちゃって・・
おれもぼくも言えない。わたしも使えない・・
自分を指す言葉をずっとなくしてた。
大変つらいこと。だった。
車とか乗り物とかロボットとか
全く興味がなかった。幼稚園の時、卒園製作で絵本を書いた。
僕をのぞく男の子はみんなロボット、機械ネタだった。
腹立ちや!
そんなロボットがすきならロボットになれ!つぶやいた。
ちなみに僕は、「ある日あひるが家出する話」でした。
ある日とあひるが似ていたので思いつきました。
今と思考パターン同じです。
僕は今でも全く男らしくありません。男らしく生きたいなんて毛ほども思っていません。
僕にとって「男をひきうける」ってことはとっても重荷だったんです。今でも。
それがいいことかどうかはわかりません。わからないまま生きるでしょう。これからも。
女装でもしてみよっか?
男でも女でもなくなる瞬間ていいなとおもってるから。女装ってそれが叶いますよね。
でもたぶんしない。解決しない苦しみを負ったまま何もできずに手をこまねいてこのまま。