『くすのきの木肌の向こうに聖母かな』(真鹿子)
昔からお世話になっている歯医者さんが、新神戸駅のちょっと南の東にあって、帰り道は生田川沿いを歩いて帰るのですが、生田川のそばで、いつも伸び伸びと繁っているくすのきと出会うのも楽しみのひとつでした。
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ある日あまりにも気持ち良さそうに繁っているので携帯に写させてもらいました。
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帰宅して見ると、写している時は全く気付かなかったのですが、くすのきの木肌がなんだか盛り上がっています。目を凝らして見ると聖なる母子像、たくましい母子像でした。私には何故か古代の母子像のように感じられます。くすのきって何だろうと調べてみました。すると霊妙なる木、神秘的な木という意味の「奇(くす)しき木」から「くすのき」のなったという記述が飛び込んできました。そうなんだぁ「奇(くす)しき木のくすのき」なんだぁ。と妙に納得。不思議がいっぱい♪♪