先日の朝刊のトップ記事が「タッチパネル普及で新たなバリアー~視覚障碍者が困る~」というものだった。
確かにいろいろなところで「機械的なボタン」ではなく「タッチパネル」に代わることが進行している。
それに歩調を合わせたのではないだろうが、有人の窓口が閉鎖されることも進行中だ。
駅の「みどりの窓口」のことだ。
我が家の直近のJR駅は、荻窪駅だが、ここのみどりの窓口も先月末で閉鎖となってしま . . . 本文を読む
ここのところ全くうんざりするニュースが多い。
裏金にまみれ、しらばっくれる国会議員が跋扈する政治はもとよりだが。
つい先日は、高校生になったばかりの女子生徒が、ホストに600万円もの金を巻き上げられ、そのホストが逮捕されたというニュースがあった。
別の日には、そういうホストクラブに入れあげた女性に借金を払わせるため、海外での売春をあっせんするグループが摘発されたというニュースもあった。
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昔勤務していた学校で、算数のボランティアをしているのだが、やってみると新しい発見があるなと思うことがあった。
小学校の4年生から「面積の求め方」を学習する。
4年生では、長方形と正方形。
5年生で、平行四辺形・三角形・台形・ひし形(タコ型)と、求める図形が増えていき、6年生で円の面積の求め方を学習する。
考えたことは、長方形の面積公式は、「横×たて」のほうかいいのではないか?ということだ。
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イスラエルによるパレスチナのガザ地区攻撃は、どんな理由を付けても決して許すべきものではない。
今、ガザの人々はイスラエル軍による殺戮の恐怖はもとより、餓死の危機に直面している。
一度はアメリカ等と歩調を合わせて「国連パレスチナ難民救済事業機関」(UNRWA)への資金拠出を中止していた日本政府だが、さすがにこの状況にあって政府は拠出再開を表明した。
これはUNRWAのラザリーニ事務局長が訪日し . . . 本文を読む
今日は春分の日、春の彼岸の中日だ。
ソメイヨシノの蕾はまだまだ硬いようだが、我が家のサクランボの花はすでに満開を迎えた。
今年もたくさんの実をつけてくれるだろう…。
花粉症がひどい私ではあるが、暖かい陽射しに誘われてついつい外に出る。
ミツバチたちも同じらしく、菜の花に群がり飛び交っている。
もともとは食用にタネを蒔いたのだが、この黄色が美しいのでそのまま放置している。
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何ともきな臭い情報ばかりです。
3/14付東京新聞の一面には、イタリアと英国と日本の三国で共同開発する次期戦闘機を国外へ輸出して利益を得ようというのです。
日本は1970年代に「国際紛争を助長しないという憲法の理念に基づき武器禁輸政策を採用」したのです。
2014年には輸出を一部容認したものの殺傷能力のある武器の輸出は禁じてきました。
しかし、昨年12月三原則と具体的ルールを定めた運用 . . . 本文を読む
充実しているか否かはさておき、忙しい日々を送っていることと思いますがいかがおすごしですか?
大学生(さらに社会人)になると、レポート作成など他の誰かを説得できるような文章を書く機会が増えていくことでしょう。
その場合は、読み手に共有してもらえる客観的な裏付けにもとづいてまとめる必要があり、そうでないと(まれに着眼のユニークさが評価されることがあっても)
たいていは主観的な思い込みとして一蹴され . . . 本文を読む
「⚪︎⚪︎ハラ」という表現はすっかり定着しましたが、元の使い方からかなり外れていることが多いようです。
「ハラスメント」とは、それを受ける側にとって不快なことが繰り返し行われて耐えられない状況に追い込む行為・言動のことです(念のために述べました)。
それを行なっている側は不快感を与えるつもりが無くてむしろ好意や善意からしていることが多く、単なる「嫌がらせ」とは違っています。
だからこそ、悪意に . . . 本文を読む
「ビュリダンのロバ」というお話があります。
等しい量の「エサ」が2ヶ所にあって、そのちょうど中間にロバがいると、ロバはどちらの「えさ」も選びとることができないで飢え死にしてしまう!」という話です。
ちなみに、ビュリダンとは人の名前で、自然科学ができ始める前の時代(中世)の人です。
この話は、一方を選びとることができない状況を表す話として有名で、アインシュタインの「自伝的ノート」でも登場します。 . . . 本文を読む
2/5付東京新聞「本音のコラム」で、カルフォルニア州立大助教授の大矢英代さんが述べている。
「国のために戦えますか」という小題のコラムは、「戦争を終わらせるためには、正義という名の暴力が必要だ」というアメリカ合衆国の戦争価値観に、「言葉にならない恐怖を感じた」という観点から書かれている。
それは、ワシントンDCの第二次世界大戦記念碑に刻印された「米国人は、自由を回復し、独裁政治を終わらせ . . . 本文を読む
2/3付東京新聞の24面に三木睦子さんのインタビュー記事が掲載されていました。これは2004年8月13日の夕刊記事の再掲載です。
睦子さんの夫は元首相の三木武夫さんであることは言うまでもありません。
(武夫さんは1988年11月14日に81歳で、睦子さんは2012年7がつ31日に95歳でお亡くなりになりました。)
睦子さんは1940年に武夫さんと結婚して「夫を支えるとともに、リベラル . . . 本文を読む
皆さんは「蒲蒲線」というのを聞いたことがあるだろうか。
これは、大田区と東急が第三セクターを作って建設しようとしている鉄道新線の計画のこと。
大田区の蒲田には、JR京浜東北線と東急多摩川線(旧目蒲線の一部)・池上線、そして京浜急行が乗り入れているのだが、京浜急行の鎌田駅だけが、約800メートルほど東に離れた場所にあり、この二つの蒲田駅をつなごうというのが「蒲蒲線」の計画だ。
蒲田駅 . . . 本文を読む
ボランティアをしている学校で、あの大谷さんからのグローブを見た。
大谷選手の写真とサインと共に、玄関に展示してあった。
6年生はあと少しで卒業だから、このまま展示して終わりでは、可哀想だ。
そんなことにはならないとは思うのだが。
このグローブをきっかけに、いろいろ考えなくてはいけないことがあるが、その一つを述べてみたい。
たぶん学校としては、このグローブを誰に初めに使ってもらうことにするか、そ . . . 本文を読む
正月気分を一瞬に壊した能登半島地震。
TVやスマホの警報が続く。
その翌日には、日航機と海保機の激突事故が起きた。
年の始まりの大災害に大きな不安がよぎった。
途切れなく続く震度の大きい地震と津波・家屋倒壊と火災、寸断された道路と亀裂や液状化、土砂崩れで人がいる家が流され埋まっていく、倒壊した家に取り残され家族の助けを求める家族等々の映像、断水と停電が追い打ちをかける。
着の身着のままで . . . 本文を読む
この他にもフランスにおける教育見直し案は存在する。
それは、制服制度の導入である。
これも口火を切ったのはマクロン大統領だ。
YouTubeのインタビュー番組で「制服復活」を示唆したというのだ。
さらに加えてガブリエル・アタル教育大臣もまた、学校での制服着用に「実験的な試みが必要だ」と発言したようだ。
フランスでは1800年代から1960年代後半まで一部の私立学校で制服が着用されていたが、あの6 . . . 本文を読む