江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

こういう時こそ「児童会」の出番では

2024-01-30 | 随想
ボランティアをしている学校で、あの大谷さんからのグローブを見た。
大谷選手の写真とサインと共に、玄関に展示してあった。

6年生はあと少しで卒業だから、このまま展示して終わりでは、可哀想だ。
そんなことにはならないとは思うのだが。
このグローブをきっかけに、いろいろ考えなくてはいけないことがあるが、その一つを述べてみたい。

たぶん学校としては、このグローブを誰に初めに使ってもらうことにするか、そのあとの順番をどうするかなど、あれこれ悩むのではないだろうか?

どう転んでも、どこかしら不満の声や、場合によっては保護者からクレームが来ることを予想して身動きが取れなくなったりしている可能性はないだろうか。

そこで、自分も考えたのだが、こういう時こそ児童会の出番なのではないかと思った。
つまり、子どもたちにどうしたいか、どんな決め方をするかということを考えてもらうのだ。

例えば、使い初めをする3人を決める「全校児童じゃんけん大会」をやってみよう!とか、
大谷さん〇✕クイズで正解した上位者〇人でくじ引きをするとか、日常的な使い方のルールをどうするかなど、
アイディアを子どもたちから募って、児童会(代表委員会)で決定するのである。

もともと、児童会活動というのは「自治活動」だったはずだが、時間的制約が厳しくなって、学校行事の「下請け」的な活動になっている。
(断定してしまったが、いやいやうちの学校は違うぞという学校がたくさんあってほしい)

こんな時こそ、子どもたちに投げかけて決めさせるチャンスなのではないだろうか。

皆さんの学校では、どうしましたか?


<K.H>

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第5回 福島学習の旅(日退教... | トップ | 「蒲蒲線ウォーク」に参加し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

随想」カテゴリの最新記事