1都3県の新型コロナ感染者は3000人を超えているのに、「緊急事態宣言」下の中で東京オリンピックが始まった。
2013年IOC総会で安倍前首相は、原発は「アンダー・コントロール」=(制御下にある)と嘘の誘致演説をしてから、東京オリンピックは混迷と混乱の制御不能の「アウト・オブ・コントロール」になってしまった。
「福島復興五輪」とか「コロナに打ち勝った証」「命を守り安心・安全」「国民に夢と希望」「おもてなしの心」とかの「理念」が、国民を騙すための「プロパガンダ」だったこともはっきりした。
2015年は国立競技場建設計画の白紙撤回、五輪エンブレムの盗作疑などスタートからゴタゴタ続きだった。3000億円としたコンパクトな開催の費用も、2兆円を超える予想だ。
2019年は竹田JOC会長誘致買収疑惑で退任
2020年コロナ感染が世界中に広がり、1年延長を決める。
2021年になってからは、組織委員会森喜朗会長の女性蔑視発言、次の橋本聖子会長も過去の「セクハラ」疑惑が再燃した。
3月18日には開会式の演出家佐々木宏氏が開会式の演出に「宇宙人が飼っているブタ=オリンビックがオリの中で興奮 空から降り立つ、オリンビック=渡辺直美さん」と演出メンバーに発案したのが事前に漏れて辞任。
3月20日には海外からの観客受け入れ断念
7月3日 安倍前首相は「月刊Hanada」8月号で櫻井よしことの対談で「コロナ感染拡大を危惧しての反対もある中で、あえてオリンピックに反対する人は反日的」との印象を持たせる発言をした。
7月8日には1都3県会場の無観客開催を決める 他県も無観客に
19日には開会式の音楽担当小山田圭吾氏の障がいのある同級生の虐待・暴行行為の記事がでて辞任。
それは言葉には出来ないほど酷いもので、また障がい児童が出した年賀状をも侮蔑的に雑誌に晒していた。
20日には絵本作家のぶみ氏は文化イベント担当だったが、中学生の時「3か月隠して腐った牛乳」を教師に飲ませた、元暴走族総長で33回逮捕された過去もあった等で自ら辞退した。
22日には開閉会式のショーディレクター小林賢太郎氏を組織委員会が急遽解任した。
理由は23年前「漫才コンビ」の時代、「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と云う文言を使う場面があり、ホロコーストを笑いのネタにしていたことが発覚し、米国のユダヤ人人権団体から非難声明がだされていたからだ。
23日の朝刊には東京新聞が「五輪の闇 想像以上」「迷走8年 不信五輪突入」、朝日新聞は「ホロコースト軽視」「人権意識 日本の低さ露呈」「容姿侮辱・いじめ発言」などの見出しが紙面を覆っていた。
東京2020オリンピックはそれを主導=強行した菅内閣や組織委員会の不祥事により世界に恥をさらす結果となった。
平和の祭典とは名ばかりでJOCのバッハ会長やスポンサー企業による「金権体質」まみれのオリンピックであることも判明した。
そして「人権侵害や差別」を未だ無くすることが出来ない最たる国であることも証明された。
しかし、オリンピックへの受け止め方、感じ方は置かれた立場で皆違いがある。
それぞれの立場から肯定的か否定的かも含めてオリンピックを観戦し、議論したり話し合うことは無意味とは思わない。
どんな開会式になるのか どんな大会になるのか しかと目に焼き付けておきたい。
<TVで円谷を見ていた「デラシネ」>
2013年IOC総会で安倍前首相は、原発は「アンダー・コントロール」=(制御下にある)と嘘の誘致演説をしてから、東京オリンピックは混迷と混乱の制御不能の「アウト・オブ・コントロール」になってしまった。
「福島復興五輪」とか「コロナに打ち勝った証」「命を守り安心・安全」「国民に夢と希望」「おもてなしの心」とかの「理念」が、国民を騙すための「プロパガンダ」だったこともはっきりした。
2015年は国立競技場建設計画の白紙撤回、五輪エンブレムの盗作疑などスタートからゴタゴタ続きだった。3000億円としたコンパクトな開催の費用も、2兆円を超える予想だ。
2019年は竹田JOC会長誘致買収疑惑で退任
2020年コロナ感染が世界中に広がり、1年延長を決める。
2021年になってからは、組織委員会森喜朗会長の女性蔑視発言、次の橋本聖子会長も過去の「セクハラ」疑惑が再燃した。
3月18日には開会式の演出家佐々木宏氏が開会式の演出に「宇宙人が飼っているブタ=オリンビックがオリの中で興奮 空から降り立つ、オリンビック=渡辺直美さん」と演出メンバーに発案したのが事前に漏れて辞任。
3月20日には海外からの観客受け入れ断念
7月3日 安倍前首相は「月刊Hanada」8月号で櫻井よしことの対談で「コロナ感染拡大を危惧しての反対もある中で、あえてオリンピックに反対する人は反日的」との印象を持たせる発言をした。
7月8日には1都3県会場の無観客開催を決める 他県も無観客に
19日には開会式の音楽担当小山田圭吾氏の障がいのある同級生の虐待・暴行行為の記事がでて辞任。
それは言葉には出来ないほど酷いもので、また障がい児童が出した年賀状をも侮蔑的に雑誌に晒していた。
20日には絵本作家のぶみ氏は文化イベント担当だったが、中学生の時「3か月隠して腐った牛乳」を教師に飲ませた、元暴走族総長で33回逮捕された過去もあった等で自ら辞退した。
22日には開閉会式のショーディレクター小林賢太郎氏を組織委員会が急遽解任した。
理由は23年前「漫才コンビ」の時代、「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と云う文言を使う場面があり、ホロコーストを笑いのネタにしていたことが発覚し、米国のユダヤ人人権団体から非難声明がだされていたからだ。
23日の朝刊には東京新聞が「五輪の闇 想像以上」「迷走8年 不信五輪突入」、朝日新聞は「ホロコースト軽視」「人権意識 日本の低さ露呈」「容姿侮辱・いじめ発言」などの見出しが紙面を覆っていた。
東京2020オリンピックはそれを主導=強行した菅内閣や組織委員会の不祥事により世界に恥をさらす結果となった。
平和の祭典とは名ばかりでJOCのバッハ会長やスポンサー企業による「金権体質」まみれのオリンピックであることも判明した。
そして「人権侵害や差別」を未だ無くすることが出来ない最たる国であることも証明された。
しかし、オリンピックへの受け止め方、感じ方は置かれた立場で皆違いがある。
それぞれの立場から肯定的か否定的かも含めてオリンピックを観戦し、議論したり話し合うことは無意味とは思わない。
どんな開会式になるのか どんな大会になるのか しかと目に焼き付けておきたい。
<TVで円谷を見ていた「デラシネ」>