江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

体験入学した孫娘ー3

2019-07-11 | 随想
「郷に入れば郷に従え」の例えのごとくではないが、彼女は次第に日本の学校にも慣れてきたようだ。

今、フランス語の綴りを必死で覚えている最中なので、日本の「こくご」の学習に切り替えるのは容易でない。
それでも、まだ一学期なので彼女の日本語学習にはちょうど良いのかもしれない。

平仮名の五十音は以前から家でも母親に教えてもらっているはずだが、全く定着してはいない。

宿題として出されたプリントには絵がかいてあり、一文字ずつ平仮名を書くものだ。
犬🐕の絵と対応して「い」というぐあいだ。
これが、今の彼女にとっては合っている。



しかし、授業では今、カタカナを習っているというから、もしかしたら彼女専用の宿題なのかもしれない…。

毎日ある宿題には「音読」もある。
「おおきなかぶ」を学習中だ。

文字を見ると拾い読みになりがちだが、「じいちゃん、一緒に読んで!」と言うので付き合ってあげてると、だんだん暗唱してくるようになった。
すると、数日後には拾い読みが次第に消えていった。

ただし、本当に文字を見て読んでいるかは本人のみが知っている。

「こくご」は難しさが伴うが、「さんすう」は得意のようだ。
一年生の学習内容は既に習得済みだからだ。

ただ、文章問題は日本語が読めて意味が分からないと解けない。
だから、音読練習のように一緒に読んであげる。
すると、簡単に立式できて答えまでたどり着ける。

国は違えど、基本は国語であることがあらためて確認できる。

(つづく)

<すばる>

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