暮れに、「あきない世傳 金と銀」の8と9を読みました。
ソメリエ農園の会の佐々木さんのお薦めで、いきなり8弾からでしたが、おもしろくてあっという間に読みきりました。
江戸中期の商家の物語ですが、江戸小紋染め、藍染め、そして型付け、白抜き作業のことが興味深く描かれていました。
私も、十二支を漢字で書いて型抜きしてみようと思ったのですが、課題が多すぎて、掘るところまでいきませんでした。
好きな漢字を2.3決めて、手ぬぐいに白抜きしてちりばめたことはあったものの、十二支とは考えたものですね。
今回は新たに、折り鶴と、カタクリの型紙を作りました。
まず、藍藍柿渋を塗った渋紙に油性ペンで下絵を描き、切り抜きナイフで彫るのです。
この作業が一番たいへんです。
つぎに、今回無地ぞめした布にのり置きして白抜きしました。
のりが乾いたら、よく洗ってのりをおとします。
もっと、絵心があったら苦労しないのにな!まだまだです。
実は知人に、「こんな染めで、製品として出すのはまずいよ」と指摘されたのです😰この3週間、ずっとひきずっていました。
まあ、思考錯誤で、描きたくなったものをその時の心のままにあらわすだけです。
まだ、染めむらは、よしとして、楽しんでいきます。
-E.S-