自らの労働条件は自らの手で!教え子を再び戦場に送るな!日教組・東京教組と共に闘おう!
NEWS 江戸川区教組
2022/3/11 No.2112 江戸川区教職員組合(江戸川区中央3-7-11-102江戸川区平和運動センター)
今年度を振り返って
私たち江戸川区教組は、今年度も“自らの労働条件は自らの手で!教え子を再び戦場に送るな!”を掲げて、
管理職によるパワハラや働き方改革等と闘いながら、GIGIスクールや少人数学級、
オリンピック・パラリンピック「学校連携観戦」等教育のあり方を考えてきました。
又、2日間に渡る「夏の学習会」では、多くの方から様々な提起をもらい勉強になりました。
一方、年2回開催している教研は、残念ながらコロナ禍でできませんでした。
そこで、みんなで集まっての協議はできませんが、以下に小岩〇〇分会D.Yさんの実践報告を掲載したいと思います。
今、私たちにできること
ところで、2月24日、ロシアがウクライナの複数の都市への攻撃を始めました。
市民を含む多数の死傷者を出し、200万人以上の市民が国外退避を余儀なくされています。
軍事侵攻に対する大義名分など認められるものではなく侵略行為そのものです。
ロシアは「虚偽報道」を禁ずる刑法を成立させ、侵攻批判をするロシア市民を(もちろん外国人も)捕らえて黙らせる恐怖政治を始めました。
戦時下の日本を思い起こさせます。
今私たちに出来ることは何か。
ロシアの侵略行為に対して強く抗議すると同時に、日本がこうした侵略に向かわないよう憲法九条を守る運動、
そして、戦争を起こした歴史や戦争経験を引き継ぐ教育実践を積んでいくことではないでしょうか。
D.Yさんがコツコツと積み上げられている実践もその1つだと思います。
共に頑張りましょう。
戦争を起こさないために私のできること
3.10にサツマイモやすいとんの献立を!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d6/47c6a286abf8bc0c58717a5f5bdd44df.jpg)
小岩〇〇分会 D.Y
私が3月10日のことについて、初めて知ったのは、仕事を始めて4、5年頃だったと思います。
当時お会いした組合の先生がきっかけでした。
それは戦後60年を過ぎたころで、私の中では戦争は、歴史書の中の過去の出来事でしかありませんでした。
戦争を終えた日本という国に生まれて、教科書でしか戦争を学ぶ機会のない環境で育った私には、戦争は今の日本ではもう起こりえないことでした。
しかし、組合の中で社会や歴史を学び、戦争は二度と起こらないという考えは、残念ながら絵空事でしかないのだと気づきました。
世界に目を向ければ、当時もアフガニスタン、ソマリア、ウイグル・・戦争は至る所で起こっていました。
今もウクライナ問題は、世界でも大きな関心事となっています。
しかし、私たち大人は日々の仕事に追われ、自分の生活に精一杯で、こういった問題に関心を持つことも、目を向ける余裕すらありません。
戦争は絶対に起こしてはならないものだという過去の教訓が失われつつあることを感じずにはいられません。
戦争を起こさないためにできることは、歴史を学び、経験を引き継ぐことが大切なことの一つと思います。
組合で学び、自分でも何かできることはないかと考え、給食の中で実践するようになりました。
戦時中によく食べられていたというサツマイモやすいとんを使った献立を3月10日に出し続けています。
東京大空襲の被害に触れ、資料を出したり、放送をかけたりしています。
これをきっかけに、一人でも多くの子供たちが、そして大人が戦争と向き合い、考え始めてくれたらと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ad/b7ec8332206852898be4cfd842c0f6d0.jpg)
来年度当面の予定
◆分会代表者会 4月15日(金) 18時~ タワーホール船堀 403号室
★江戸川区教組大会 5月18日(水) 17時30分~ タワーホール船堀 403号室
◆分会代表者会 6月3日(金) 18時~ タワーホール船堀 403号室
◎夏の学習会 7月23日(土) 10時~4時 タワーホール船堀 402号室
24日(日) 10時~4時 タワーホール船堀 306号室
NEWS 江戸川区教組
2022/3/11 No.2112 江戸川区教職員組合(江戸川区中央3-7-11-102江戸川区平和運動センター)
今年度を振り返って
私たち江戸川区教組は、今年度も“自らの労働条件は自らの手で!教え子を再び戦場に送るな!”を掲げて、
管理職によるパワハラや働き方改革等と闘いながら、GIGIスクールや少人数学級、
オリンピック・パラリンピック「学校連携観戦」等教育のあり方を考えてきました。
又、2日間に渡る「夏の学習会」では、多くの方から様々な提起をもらい勉強になりました。
一方、年2回開催している教研は、残念ながらコロナ禍でできませんでした。
そこで、みんなで集まっての協議はできませんが、以下に小岩〇〇分会D.Yさんの実践報告を掲載したいと思います。
今、私たちにできること
ところで、2月24日、ロシアがウクライナの複数の都市への攻撃を始めました。
市民を含む多数の死傷者を出し、200万人以上の市民が国外退避を余儀なくされています。
軍事侵攻に対する大義名分など認められるものではなく侵略行為そのものです。
ロシアは「虚偽報道」を禁ずる刑法を成立させ、侵攻批判をするロシア市民を(もちろん外国人も)捕らえて黙らせる恐怖政治を始めました。
戦時下の日本を思い起こさせます。
今私たちに出来ることは何か。
ロシアの侵略行為に対して強く抗議すると同時に、日本がこうした侵略に向かわないよう憲法九条を守る運動、
そして、戦争を起こした歴史や戦争経験を引き継ぐ教育実践を積んでいくことではないでしょうか。
D.Yさんがコツコツと積み上げられている実践もその1つだと思います。
共に頑張りましょう。
戦争を起こさないために私のできること
3.10にサツマイモやすいとんの献立を!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d6/47c6a286abf8bc0c58717a5f5bdd44df.jpg)
小岩〇〇分会 D.Y
私が3月10日のことについて、初めて知ったのは、仕事を始めて4、5年頃だったと思います。
当時お会いした組合の先生がきっかけでした。
それは戦後60年を過ぎたころで、私の中では戦争は、歴史書の中の過去の出来事でしかありませんでした。
戦争を終えた日本という国に生まれて、教科書でしか戦争を学ぶ機会のない環境で育った私には、戦争は今の日本ではもう起こりえないことでした。
しかし、組合の中で社会や歴史を学び、戦争は二度と起こらないという考えは、残念ながら絵空事でしかないのだと気づきました。
世界に目を向ければ、当時もアフガニスタン、ソマリア、ウイグル・・戦争は至る所で起こっていました。
今もウクライナ問題は、世界でも大きな関心事となっています。
しかし、私たち大人は日々の仕事に追われ、自分の生活に精一杯で、こういった問題に関心を持つことも、目を向ける余裕すらありません。
戦争は絶対に起こしてはならないものだという過去の教訓が失われつつあることを感じずにはいられません。
戦争を起こさないためにできることは、歴史を学び、経験を引き継ぐことが大切なことの一つと思います。
組合で学び、自分でも何かできることはないかと考え、給食の中で実践するようになりました。
戦時中によく食べられていたというサツマイモやすいとんを使った献立を3月10日に出し続けています。
東京大空襲の被害に触れ、資料を出したり、放送をかけたりしています。
これをきっかけに、一人でも多くの子供たちが、そして大人が戦争と向き合い、考え始めてくれたらと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ad/b7ec8332206852898be4cfd842c0f6d0.jpg)
来年度当面の予定
◆分会代表者会 4月15日(金) 18時~ タワーホール船堀 403号室
★江戸川区教組大会 5月18日(水) 17時30分~ タワーホール船堀 403号室
◆分会代表者会 6月3日(金) 18時~ タワーホール船堀 403号室
◎夏の学習会 7月23日(土) 10時~4時 タワーホール船堀 402号室
24日(日) 10時~4時 タワーホール船堀 306号室