片付けで出てきたアンケートがもうひとつあったので、その内容を紹介しようと思う。
前回のアンケートもそうだが、こうしたアンケートをやってみた理由のひとつは、保護者会での話題にすることだった。
今回のアンケートのテーマは、「ジェンダー」に関わるものだが、保護者にどんな話にしたか、また保護者からの反応についてのデータは残っていない。
(ちゃんと記録しておけばよかったと反省する。)
今回のアンケートの設問は、次の8問。
それぞれについて、「そう思う」か「そうは思わないか」を答えてもらった。
当時のクラスは単学級の4年生、回答数は
36人である。
① 保健係は、女の子向きの係である。
② 体育係は、男の子向きの係である。
③ サッカーやドッジボールは男の子向きの遊びである。
④ 校庭の広い場所は、男の子が使うことが多い。
⑤ 女の子は優しい。
⑥ 男の子は頼りがいがある。
⑦ 男の子向きの色と女の子向きの色がある。
8問目は、⑦で「そうだ」と答えた子どもにのみ、男の子向きの色と女の子向きの色を答えてもらった。
結果は、①そう12人、ちがう24人
②そう12人、ちがう24人
③そう16人、ちがう20人
④そう15人、ちがう21人
⑤そう8人、 ちがう28人
⑥そう6人、 ちがう30人
⑦そう0人、 ちがう36人→従って⑧に回答した子どもはいなかった。
このクラスは、男女同数だった。⑤⑥ともに、相手のことを「やさしい」「頼りがいがある」と評価したのは0人だったというちょっと笑えない結果になった。(こんなコメントを書くと「ジェンダーにとらわれている」と言われそうだが)
今考えると、「男の子はやさしい」「女の子は頼りがいがある」も質問に加えておくべきだった。
アンケートの結果でさらに、驚いたのは「男の子向き・女の子向きの色などない」と、クラスの全員が答えたことだった。
当時はこの学校では、まだ「男女混合名簿」ではなかったし、「ジェンダーフリー」という考え方が学校教育に十分浸透していたとは言えなかった。
ただ、こちらからの一方的な話ではなく、保護者と一緒に考えることが大事だと思っていた。
だから、ジェンダーについて保護者にも考えてもらうための材料になりそうだと考えてアンケートをとってみたのだった。
-K.H-
前回のアンケートもそうだが、こうしたアンケートをやってみた理由のひとつは、保護者会での話題にすることだった。
今回のアンケートのテーマは、「ジェンダー」に関わるものだが、保護者にどんな話にしたか、また保護者からの反応についてのデータは残っていない。
(ちゃんと記録しておけばよかったと反省する。)
今回のアンケートの設問は、次の8問。
それぞれについて、「そう思う」か「そうは思わないか」を答えてもらった。
当時のクラスは単学級の4年生、回答数は
36人である。
① 保健係は、女の子向きの係である。
② 体育係は、男の子向きの係である。
③ サッカーやドッジボールは男の子向きの遊びである。
④ 校庭の広い場所は、男の子が使うことが多い。
⑤ 女の子は優しい。
⑥ 男の子は頼りがいがある。
⑦ 男の子向きの色と女の子向きの色がある。
8問目は、⑦で「そうだ」と答えた子どもにのみ、男の子向きの色と女の子向きの色を答えてもらった。
結果は、①そう12人、ちがう24人
②そう12人、ちがう24人
③そう16人、ちがう20人
④そう15人、ちがう21人
⑤そう8人、 ちがう28人
⑥そう6人、 ちがう30人
⑦そう0人、 ちがう36人→従って⑧に回答した子どもはいなかった。
このクラスは、男女同数だった。⑤⑥ともに、相手のことを「やさしい」「頼りがいがある」と評価したのは0人だったというちょっと笑えない結果になった。(こんなコメントを書くと「ジェンダーにとらわれている」と言われそうだが)
今考えると、「男の子はやさしい」「女の子は頼りがいがある」も質問に加えておくべきだった。
アンケートの結果でさらに、驚いたのは「男の子向き・女の子向きの色などない」と、クラスの全員が答えたことだった。
当時はこの学校では、まだ「男女混合名簿」ではなかったし、「ジェンダーフリー」という考え方が学校教育に十分浸透していたとは言えなかった。
ただ、こちらからの一方的な話ではなく、保護者と一緒に考えることが大事だと思っていた。
だから、ジェンダーについて保護者にも考えてもらうための材料になりそうだと考えてアンケートをとってみたのだった。
-K.H-