江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

2017忘年会

2017-12-11 | OB会
午後2時過ぎ、会員のOさん宅に集まりました。

「一品持ち寄り」プラス・ワンコインという方式が定着してきましたが、回を重ねるにつれて次第に豪華? な一品(逸品)が増えてきました。
また、開催会場宅の提供品も毎回増えています。
有難いことですが、負担感が増しては元も子もありませんので、今後は互いに留意したい点ではあります。
それにしても、色とりどり美味しそうな料理がテーブル狭しと並びました。
ここには入れきれなかったお菓子や飲み物もたくさんあります。



乾杯の後、みなさん思い思いに喋り出しました。
健康問題から政治問題に至るまで、幅広く奥深く話は進行します。

ほとんどの人が70歳前後になり、知人友人がこのところ体調を崩したり亡くなる方も少なくない・・・、そんな話になりました。
「5年後はどうなるかわからない。そう考えて今後を生きる必要がある。」
そう、いつまでもこのままでい続けることはできないでしょう・・・。
確実に老いている現実を見ないわけにはいきません。


学校現場の話は例によって深刻です。
長時間勤務やパワハラに限らず、今の現場は教員が人間として生き続けられる場になっているか・・・?
未来に希望を持って仕事をすることが可能な場になっているか・・・?
学校という職場が、協力協同の関係ではなく個々分断され孤立した関係になっているようです。
その結果、年度途中で休職したり退職する例もけっして稀ではありません。

従来なら、私たちオーバー65歳には仕事が回ってくるようなことはありませんでした。
しかし、どこの地区でも当たり前のように退職者にオファーが来ます。
「70歳を過ぎても産休代替の声がかかるんですよ!」
「担任がどうしても今年いっぱいで辞めるというので、1月から来てほしいと言われ驚いている。」
「私は、2月から産代に入ることになってるよ・・・。」
「もう、一週間フルには働けないよ!」
「私は、もう働きたくないなぁ!」
「寿命が縮むかもしれない・・・。」
「自分が行けば丸く収まるかもしれないけど、それで内部矛盾に蓋をして本質的解決ができなくするのもなぁ・・・。」
「何か決めて毎日の行動にメリハリつけていかないと、心身ともに健康でいられないかも・・・。」

道徳教科書の採択をめぐっての話も出ました。
「定例教育委員会の傍聴参加にOB会が協力できないものか・・・?」
「そもそも、教科書で授業をするって何なのか?」
「教科書をどうするかにエネルギーの大半を注ぎ、最前線で子どもと向き合いいかに授業を組織していくべきかが蔑にされることはないのか?」
「いや、そうは言っても教科書に縛られて授業をせざるをえない、『手引き』がないと授業できない教員が多いのが現実ではないのか?」
「良い教科書を選ぶという観点ではなく、最悪かつ危険な教科書を採択させないということは重要な運動だ。」


「今年は例年になく充実したOB・OG会だった」というOさんの言葉に象徴されるように、たしかに色々と楽しめた一年でした。

・2/21 小石川後楽園&本郷菊坂界隈散歩
・4/11 新宿御苑花見&ランチ会
・7/16 Fさん宅 現退合同交流会
・7/29-30 区教組合宿(OB・OG会参加)
・10/22 船橋ランチ会
・11/14 高崎染料植物園&富岡製糸場見学ドライブ
・12/10 Oさん宅 忘年会

来年は、OB・OG会単独での一泊旅行を計画中です。
詳しくは新年会(1/13伊太利庵)で決定します。


時の経つのも忘れて、たくさん食べて飲みました。
遅くなった原因の一つは、最後に一人ずつ「今年一年を振り返り来年の抱負」を語ってもらったからです。
もちろん、美味しく楽しいからこそ延々と続いたのですが・・・。
その話の中身は、今後、会員個々が様々な場で多様な方法で示していくことでしょう。



<アベ政治を許さない!>

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