ひげ爺さんのお散歩日記

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「スイセン(水仙)」  ヒガンバナ科

2014年12月25日 20時48分26秒 | 日記
   ♪鉢植えの水仙を 買ったのは お風呂がえりの ゆうぐれ時です
     このゆかしさが おまえに似てると あなたに言われて 嬉しかった…
              ♪花水仙(八代亜紀)

     「スイセン(水仙)」 ヒガンバナ科 ☆1月3日の誕生花☆
        日本水仙の花言葉は… 自己愛・神秘
        白い水仙の花言葉は… 神秘・尊重
        黄色い水仙の花言葉… もう一度愛してほしい・愛に応えて



今朝の最低気温は午前6時の7.7℃。  最高気温はお昼正午の8.9℃。
昨夜降り出した雨は今朝には止んでいました。 しかしすっきりとは晴れず曇り空。
夕方にはまた一時小雨が降りました。 日差しの無い小寒い一日でした。

サンタさんは子供に気付かれないようにプレゼントを配り終えたでしょうか(笑。
今朝は各地で子供の歓声が聞かれた事でしょうね。
昨日の見守り時、4年生の女の子に 「お前、サンタさんに何を頼んだん?」と訊くと
「自転車。 けど2~3日遅れるって」 「へ~、なんでじゃろう?」
「知らんけど、サンタさんにも事情があるんやろ」 って言った子がいました(笑。
「なに色にしたん?」と訊くと 「そりゃぁサンタさんが決めるんやから知らんわ」
分かっているのか分かってないのか…(笑。

“ケーキ買う これが私の クリスマス” と云う川柳を詠んだ人がいるそうですが、
ひげんちは、そのケーキさえ無い、いつもの日と変わらないクリスマスでした(笑。
私の現役時代はずっと3交代勤務でした。 2番方の勤務は夕方3時半~夜10時半までで、
それから電車で(大竹から)帰るのですが、広島駅に着くのは日にちが変わる頃です。
前置きが長くなりましたが、駅から家までの途中にケーキ屋さんが有って、
その日が12月25日の夜だったらクリスマスケーキを半額で売っていたのです。
26日になったらもう売れないって事でしょうね。  半額につられ買って帰っていました。
当時はバタークリームのデコレーションでしたね。 不味かったと云う人もいますが、
私はあのバラのデコレーションに仁丹のような銀玉を散らしたバタークリームが好きで、
スプーンで少しずつ削るようにしながら食べていたのを思い出します(笑。 

   《朝散歩… 岸和田北部 11.3km 16,127歩 3時間15分》
散歩に出た9時の気温は7.8℃。 瞬間的にパ~っと日が差す事も有りましたが
概ね曇り空。 風が無いので、歩いている分にはそれど寒さは感じませんでした。
あちらこちらで水仙が咲き始めましたね。 一面満開の水仙も悪くは無いのですが、
この花は寂しそうにポツリポツリと咲いている方が似合いますね。
そして、強い寒さにあうと葉先が茶色に霜焼けしてしまいます。 今が見頃かも。


1~2枚目は「日本水仙」です。 日本と名が付いていますが原産地は地中海沿岸です。 
平安時代に中国を経て日本に渡来したそうです。 
シルクロードを遥々旅して中国へ来たのでしょうか。
日本へは遣唐使が持ち帰ったという説や、中国から海流に乗り日本沿岸に流れ着き、
野生化したという説もあります。 八重やラッパなどのような華やかさは有りませんが、
楚々とした中に凛とした美しさがありますね。 日本庭園に良く似合います。


上の花は他の水仙に先駆け、一番早く咲くと云われる 「ペーパーホワイト」です。 
花の姿は“日本水仙”に良く似ていますが、真ん中の副花冠まで純白です。 
清らかで清楚、純白の美しい水仙です。 白い妖精と言う人もあるようです。

この水仙も同じ「ペーパーホワイト」でしょうか。 
花弁が少し厚く、副花冠が少し黄味がかっていて、ちょっと印象が違って見えるのですが…。




上の2枚は「黄房(おうぼう)水仙」。 黄色い房咲きの水仙と云う意味でしょうね。
“黄房”は“きぼう(希望)”とも読め、水仙の産地で名所の千葉県鋸南町から
東日本大震災の被災地に、この水仙を贈るプロジェクトもあったそうです。
「水仙」の名は、“仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙”という
中国の古典から付けられたそうです。

水仙のギリシャ神話… 
『森の妖精エーコー(日本ではエコー・木霊)は、ゼウスの浮気相手をした仲間の
妖精をかばう為、ゼウスの妻ヘラーの気を逸らそうとヘラーと長話をした。
これに気付いたヘラーは怒り、エーコーを自分から話し掛ける事が出来ず、
他人が話した言葉を繰り返す事しか出来なくしてしまった。 
そんなエーコーが美少年ナルキッソスに恋をしました。 
しかしナルキッソスは自分の言った言葉しか繰り返さないエーコーに退屈し、
エーコーに愛想をつかしました。 エーコーは痩せ細り、やがて姿が見えなくなり、
声だけの存在になってしまったのです(今でも山奥に行くと逢えるそうです)。
それを知った復讐の神ネメシスは、ナルキッソスを自分しか愛せない人格に
変えてしまいました。 
ある日ナルキッソスが泉の傍を歩いていた時、水面に映った自らの姿に恋をしました。 
叶えられない恋に身を焦がし、やがて… そのまま息絶えてしまった。 
後には美しい水仙の花が水面を覗き込む様に咲いていたという事です。 
自己陶酔を表す“ナルシスト”は“ナルキッソス”に由来するそうです』

今日の歩数      16,127歩 (クリスマスの朝散歩)
12月総歩数    380,902歩=266.6km(1歩を70cmに換算)
今年計      5,617,663歩=3932.4km