日本の三奇橋と言われている珍しい橋「甲斐の猿橋」を訪ねてきました。
あと2つは「岩国の錦帯橋」「木曽の桟」きそのかけはし
- 場所:山梨県大月市猿橋(桂川)
- 橋形:跳橋
- 橋の幅:3.3m
- 橋の長さ:30m
- 建造年:西暦600頃(現在の橋は1980年に架け替えたも)
JR中央本線猿橋駅
大月観光協会 HP 引用
- アクセス
- [車]中央自動車道大月ICから約20分
- [電車]JR中央本線猿橋駅から徒歩20分
橋畦にある猿王を祭る山王宮の小祠 (小さなやしろ)
橋の上に設置されている切り絵行灯は、地元の有志の方や市内中学校の美術部の生徒さんが作成されたものです。この行灯は、例年十五夜からクリスマスまで設置され、点灯は16時~21時まで
猿橋は橋と周囲の自然景観との調和の見事なことから昭和7年に国の名勝に指定されている。
安藤広重の「甲陽猿橋の図」も有名です。
甲斐の猿橋にご対面
猿橋は谷が深くて橋脚がたてられないために、橋脚を使わずに両岸から張り出した四層の刎木(はねぎ)によって橋を支えています。
現在では唯一の刎橋(はねばし)となっています。何本ものはねぎが重なって、上に行くほど少しずつ長さが長くなっているのが良くわかります。
刎木(はねぎ)や横棒に小さな屋根がついているのは装飾ではなく、雨による腐敗を防ぐためです。
猿橋は、四層の刎木(はねぎ)が橋の土台となっています。
画面の手前.八ツ沢発電所一号水路橋です、さらにその向こうの赤い橋は「新猿橋」と呼ばれる国道20号線が通る橋で現在において主要な交通路となっている橋です。
駒橋発電所で利用した水を下流にある上野原八ツ沢地区の発電所で有効利用するために架けられた水路橋
平成9年9月16日重要文化財登録に指定されている重要な史跡です。
正面からの水路橋
ここ県道505号線の新猿橋からの展望、狭いエリアに3つの「猿橋」と1つの水路が並び、これも面白い眺めです。下を流れるのは「桂川」で、相模川に合流するみたい?
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