日本の近隣には、とにかく、日本に付きまとい、あれやこれやと日本の批判ばかりしている国々があります。
嫌いなら、こちらのことを気にせず、無視すればいいのに、と日本人的には思いますが、無視するようなことはないようで、何であれ、こちらの動向ばかり報道している国があります。
(現に今でも、オリンピックの柔道でも、柔道の判定のことでも・・・・)
近所付き合いレベルで、常識のない、うるさい人が混じってきたとき、どうしたらいいのか、と、前に友達とかで、ちょっと話し合ったことがあるのですが、とにかく、何であれ、こちらの感想は述べない、事実のみを淡々と主張していく、というのが、そのときに出した結論でした。
元々、こちらがあまりに、特に、K国に興味がなく、また、知らされてもいないことが多く、ゆえに騙されているようなことも多いので、これも昔にアップしてた、私のサイトの中の 「あれこれ記」より「知っておきたい基本的事実 」 シリーズを再掲載します(^ ^)
「 知っておきたい基本的事実 100年程前の日本周辺事情 」
朝鮮を愛した女性旅行家 ミセス・ビショップ(イザベラ・バード)の19世紀末(李朝末期)の記述
<「朝鮮紀行」より抜粋>(講談社学術文庫発行)
"ソウルを描写するのは勘弁してもらいところである。
北京を見るまで私はソウルこそ、この世で一番不潔な町と思っていたし、紹興へ行くまではソウルの悪臭こそこの世で一番ひどい匂いだと考えていたのであるから。都会であり首都であるにしては、そのお粗末さはじつに形容しがたい。
礼節上二階建ての家は建てられず、したがって推定二十五万人の住民は、おもに迷路のような横町の「地べた」で暮らしている。路地の多くは荷物を積んだ牛どうしがすれちがえず、荷牛と人間ならかろうじてすれちがえる程度の幅しかなく、おまけにその幅は家々から出た個体及び液体の汚物を受ける穴か溝で狭められている。悪臭ぷんぷんのその穴や溝の横に好んで集まるのが、土ぼこりにまみれた半裸の子供たち、疥癬もちでかすみ目の大きな犬で、犬は汚物の中で転げまわったり、ひなたでまばたきしている。
ソウルの「風光」のひとつは小川というか下水というか水路である。
ふたのない広い水路を暗くよどんだ水が、かっては砂利だった川床に堆積した排泄物やごみの間を悪臭を漂わせながらゆっくりと流れていく。水ならぬ混合物を手桶にくんだり、小川ならぬ水たまりで洗濯している女達の姿
周囲の山々は松の木が点在しているものの、大部分は緑がなく、黒い不毛地のうねりとなってそびえている。
美術工芸はなにもない。"