娘が保育園を休んで2日目。
そのうち家も飽きるだろう。
と、特に遊びには連れて行かず。
話しかけられても、事務仕事の手を止めず。
家が退屈だと気づくだろう作戦は
すぐに失敗。
それでもいいの♫
と、ルンルンと‥
静かに、隣でパズルをしたり。
お絵かきしたりする娘。(^_^.)
夜ごはんの買い物にも、黙って静かについてくる。ニコニコと。
しかし「ねぇねぇ、明日、保育園行ってみない?」と聞くと、
「行かない。保育園やめる。」
と即答。(^_^.)
そして、
夕方、弟が帰ると、
ちょっとしたことでイラつく娘。
私が前に2人に教えた歌も、
長男の方が早く覚えて歌う。
もう、それだけで、
癇癪を起こす娘。
どんなに、
なだめても、信じてくれず、
「私はだめなんだ〜」と嘆くばかり。
「私はすぐに忘れちゃうから、保育園に行きたくないんだ。小学校にも行きたくない!ずっとずっと家にいる!」
と泣き叫ぶ。
4歳で、
そんな言葉が出るなんて、
どんなに苦しんでいることだろう。
それを見てるだけで私も、苦しかった。
娘の癇癪と、息子のイヤイヤ期がダブルで来た。
こっちをなだめ、あっちをなだめ。自分も泣きたかった。それでも帰りの遅い主人。
大人の手が他にあるだけで、どんなに救われるかと何度も助けてと思った。
保育園からは早急に面談を。
と言われたのだが、とにかく状況が整理できない。
きっと、「大丈夫ですよ。」と娘はまた無理やり登園して、また辛くなって、お休みの繰り返しだと思った。
でもそれを説得する自信がなかった。
なんとなく‥
心配性のお母さん。過保護、過干渉。
で、この問題は強制的に終わりにされそうな気がした。そんな事が過去にもあったので。
保育園では、毎日楽しそうですよ。と、どんなに言われても、実際、家では、愚痴ばかり。思い出して泣き出すこともあるし‥。
ここは、
男が出る場面だと思い主人に、面談に行ってもらった。
娘は今、こういう状況なので、しばらく休みます。と伝えてもらった。
そして、少し待ってもらうことになった。
いつの間にか、園長も出てきてくださって、園全体で話し合ってくれていた。
そして、私は、
相談する場所や専門機関を探し始めた。
フリーダイヤルの電話相談にも、勇気を出してかけてみた。
「どんなに、保育園から大丈夫と言われても、1番子どもを見てるのは親ですよ。親が子どもの状態が危険と思うなら休ませればいいんです。近くにいてもニコニコしてくっついているんでしょう?お母さんのそばにいるだけで幸せなんですよ。家に居る事が可能な状況なら、保育園に通わせなくても、いいと思いますよ。その代わり、家事を手伝わせてくださいね。それが、保育園に通うのと同じくらいの勉強になりますからね。」
初めて話した、母より上の年代のその方の言葉は、私の緊張を溶かし涙がとめどなく流れた。
そして、最後には笑いが出てきて、娘に、
「ママ泣いてるのに、笑ってるの?」と笑われてしまった。
悩んでいるとき、誰かに肯定してもらう。
そして、自分の価値観の外側を教えてもらう。
「それもありなんだ。」と思うだけで楽になる。
その日は安心してよく眠れた。
こうやって、無料で夜遅くまで電話相談ができるなんて、国民は守ってもらえてるんだなと、1つ勉強になった。
次回に続く。