中野・野方に「油そば」専門店-店主は元お笑い芸人、早くも有名人続々来店 /東京
みんなの経済新聞ネットワーク 8月21日(木)8時2分配信
"黒柳徹子さんらの花が飾られた「麺処六伍郎」(外観)と店主の吉井崇さん(写真右、左はスタッフとしてサポートする現役のお笑い芸人)"
中野・西武新宿線野方駅南口ときわ通りに8月16日、油そば専門店「麺処 六伍郎(ろくごろう)」(中野区野方5、TEL 03-6383-0332)がオープンした。(中野経済新聞)
店主おすすめの「六伍郎盛り(しょうゆ)」
席数はカウンター8席。店主の吉井崇さんは2013年に解散したお笑いコンビ「シェーン(もともとコアというコンビ名であったが、黒柳徹子さんの助言で改名したと言われている)」のツッコミ担当で、テレビ番組「世界・ふしぎ発見!」の前説を10年間務めていた元お笑い芸人。オープン初日には同番組や黒柳さんから祝いの花が店頭に飾られたほか、事務所の元先輩である石塚英彦さん、ドランクドラゴン鈴木拓さん、後輩のフォーリンラブらも駆け付けたという。
奈良から上京し、お笑い芸人を目指しながらラーメン店でアルバイトをして生計を立てていた吉井さん。あるとき、吉祥寺のとある場所で油そばを食べたとき「何これ!東京にはうまい食べ物があるな」と感じ、油そばの虜(とりこ)になったという。芸人としてテレビに出るようになってもラーメン店でのバイトを続け、15年近くもの間、ラーメン作りにも携わってきた。
「売れないまま芸人を続けていたら40歳近くになってしまった」と考えた吉井さんは引退を決意、上京してからずっとマイブームだった油そばの研究にとりかかり、「麺や具材、油そばに使うラードなどが決まり、味にも自信が持てたときに、ちょうど探していた物件に巡り合って」すぐにこの場所に出店を決めたという。店名の「六伍郎」とは吉井さんの飼っているうさぎの名前から。「野方という場所に出会って、立地が駅前ということもあり、人通りも多く、商店街の人たちもよくしてくれるし、芸人仲間も近くにたくさんいる」と吉井さん。
メニューは定番の「油そば」(しょうゆ、塩ともに680円)、「油じゃんく」(しょうゆ、塩ともに800円)、女性に人気の「カルボナーラ」(800円)のほか、チャーシュー4枚やめんたいこなどがトッピングされた「六伍郎盛り」(しょうゆ、塩ともに1,000円)。トッピングは納豆、チーズ、キムチなど15種類、生ビールや芋焼酎(以上、450円)なども用意する。
店主のこだわりは「油」。吉井さんは「ラーメン店がスープにいろいろな手間やお金をかけているのに対し、油そば屋としては『油』に相当こだわった。ラードの中でも最高級と言われている『カメリアラード』を使用している。うねうねした麺を使っているので、このラードで麺と舌触りに絶妙なバランスが生まれ、麺がべちゃっとならない。ぜひほかのお店と食べ比べてほしい」と話した。
「店舗は地元の友人が設計してくれた。もともとは芸人として売れたら豪邸を設計してもらうという約束だったが、その約束が早くかなってうれしい(笑)。そして夢は実家の近くに2号店を出し、苦労をかけた親に自分の油そばを食べさせてあげたい」とも。
※ジジイのたわごと
「油そば」・・・初めて聞く「そば」の名称だ。近くにあれば、食べに出かけたいが、東京では遠すぎる。
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