ミソサザイ 雌雄は不明
ミソサザイの♂につい、私のブログ「友」に出てくる健ちゃんから面白い話を聞いたことがあります。
ミソサザイの雄は、小川縁で営巣し繁殖する。小川といっても下流もあれば上流もある。
下流は、ゆったりと流れて巣作りの立地条件が良い。しかし、上流は氾濫しやすく
営巣にはあまり向いていない。毎年5月頃になると場所取りでバトルが繰り広げられる
のだそうです。強いヤツは下流を占領して、弱いヤツは弱いほどどんどん上流に
追い飛ばされる。雌はそのことを知っているから、下流で強くてハンサムな雄を狙う。
上流のどん詰まりまで追い飛ばされた個体は、なかなか雌を射止めることができない。
そこで、彼らは工夫をこらします。比較的平らな岩の上で囀りながら「両手」を広げて
踊ってみせるのです。”舞台”を一杯に使って踊り続けます。それはそれは、
涙ぐましい程の激しい踊りだそうです。
実は、その話を聞かされて、その場所へと連れて行ってもらった。今年の春のことです。
しかし、私はこのことをあまり信用せずに、皆様がご覧になったカワガラスの滝への
突入写真ばかりを撮っていました。健ちゃんは、何度も私を呼んだけれど、私は聞かずに
滝をとり続けたのでした。後に、彼からその写真を見せられて大いに後悔したのでした。
健ちゃんの話は、まだこの続きがあります。人間だってそうだろう。いい男は黙っていても
女性が集まってくる。でも”ぶおとこ”はそれなりの苦労をするものだ。ということで、
人間世界も鳥の世界も同じなんだよpoloさん、と言ったのでした。
そして、「逆も真なり」とは言えないか
何でも良くお分かりのpoloさんですのに、先日はよけいなことを口ばしってしまい、失礼しました。
ミソサザイの囀りにダンスも…雌に見せる努力が涙ぐましいくらいですね!
私がミソサザイと出会えるのは、いつも滝の近くで繁殖している頃です。
そこが子育てに向いているのだと今まで思いこんでいました。
本当は下流の穏やかな場所が良いのですね。
ブログで紹介されていたお友達は、実在のお方だったのですね。
人生を豊かにしてくれるのは良き友との出会いですね。素晴らしいです。
鳥のことを何度見ても憶えれなくて
ごめんなさい。多分今までにもなんかいか
登場してるのでしょうがまったくだめです。
「とも」さんのブログも読ませて頂きました。
何故かかんどうしてます。
いえいえ、とんでもございません。kogamoさんの、発言はとても重いです。
おっしゃる通りだと思いました。ミソサザイの求愛ダンスですが、とても涙ぐましいと思います。
弱いものは、どちらの世界でも苦労するものですね。滝の近くで大きな声で囀るのは弱い個体だそうですよ。
健ちゃん(仮名)は、いまも健在です。私より3,4歳下ですが、鳥の先輩です。小学生の頃から、
バードウオッチングをしていて、今は私と一緒に鳥撮りに行く仲間です。関東一円で、
知らない人はいないという有名な人でもあります。先日のオオマシコも健ちゃんと一緒に撮ったのでした。
鳥の名前は覚えなくてもいいですよ。畑違いでうすから。あなたは植物の専門家。
私も、少しずつ景色や植物を撮影するようになります。そのときは、いろいろと教えてください。
「友」を読んでくれましたか。そこに出てくる健ちゃんが、今、鳥撮りで一緒の人です。
とても素朴で、人に好かれる人ですよ。時々一緒にバードウオッチングに行くことがあります。
とても小さいけれど存在感のある可愛い子ですね。
健ちゃんさんが、そんなことを教えてくれましたか。強い個対が
条件のよい場所を選べるのは自然の摂理ですね。先日たまたま見た
TV番組で、まだ若いトビのカップルが良い場所に営巣できず
カラスノ縄張りの中で営巣したら、カラスの攻撃がしつこく、結局卵を
孵すことができなかったと言ってました。厳しいものです。
カラスにはカラスの事情もありますし。
でも、強さなどで勝負できない個体も、それ以外で一生懸命努力するのですね。
そうした努力がちゃんと報われることもあるのでしょう。
猿山のボスも、強くても乱暴者は嫌われるようですし。
健ちゃんさんとは、現在も仲良くされているのですね。
長いお付き合いの気がおけないお友達の存在、良いですね。
ミソサザイのこと、よく分かりました
上流に棲む(縄張りを持つ)鳥はちょっと気の毒なんですね
私が随分前に見たミソサザイは上流だったのかもしれません
北海道の有名な滝のある辺りでしたから
下流に縄張りを持つミソサザイでしかも雌に上げる餌を一杯ため込んでいるお金持ちはモテモテなんですね
まるでpoloさんのようですね
尾羽をピンあげてと囀っている姿、本当に可愛いですね
コマドリの姿とよく似ていますね
でも色はとても地味系で見つけにくいですね
そんな中、周囲の色も同じ色で良く撮られましたね
きっと暗い場所でしょうから
県sちゃんのお話、身に沁みますね
仰るとおりです。小さいけれど可愛くて存在感があります。それはやっぱり、この強い個性でしょうか。
カラスはとても排他的ですから、オオタカにでもチェイスをかけます。群れになって執拗に追いかけます。
若いトビのカップルなどは、あのパワーにはとても勝てないでしょう。可哀相に。
その通りです。その踊りはカワガラスに夢中になっていた私は、見ることが出来ませんでした。
来年の春には、その踊りを連続撮影する、そのことが課題の一つになっております。
でも、考えてみれば、それなりに知恵を絞ってパワーに対抗する術を編み出す。頼もしいじゃありませんか。
人間世界では、大なり小なりセイフティーネットを用意して、
こぼれ落ちるのを防ぐ手立てを講じている。
来世もやはり人間がいいな。鳥の世界は厳しいです。
そうでしたか、滝のあるあたりは上流のまた上流、つまりどん詰まりなのです。
そのような場所で雌を待つのは下等な連中(と言っては気の毒だけれど)なのですよ。
強くて美しいミソサザイは下流で穏やかな場所に居を構えます。餌も一杯ありますし。
poloは、どん詰まりではないが、下流のラクチンでもありません。花ぐるまさんには太刀打ちできませんよ。
そう、あの独特な姿はコマドリに似ております。声の大きさも二者ともに優劣がありません。
これを撮ったのはとても暗い場所です。ルリビタキと同居しているようです。
ルリ君に与える餌をかっさらいにやってきます。ちゃっかりものです。でも可愛いです。
健ちゃんは、とても知恵のある人で、素直で正直な人です。男らしい男と言えます。
わたしもそのお友だちの写真を見せてもらいたいくらいです。
それと、尾羽の白い班も気になるので、今季ミソサザイに会える時には、
お尻フェチで行こうかと思っています
面白い話ですね。健ちゃんから聞かされたときは半信半疑でした。ですから、カワガラスの
突入を優先したのでした。お尻フェッチですか。プッシュがあるかどうかの判断はとても難しく、
おそらく健ちゃんでないと、予見することは至難の業でしょう。まぁしかし、条件は概ね
上の文章でお分かりいただけたでしょう。挑戦してください。