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ドイツスズラン(ユリ科・スズラン属)独逸鈴蘭
ヨーロッパ原産で寒さに強い多年草。
園芸店で販売されているのは大抵このドイツスズランで、日本のスズランより
花が大きく香りが強いのが特徴。
日本のスズランは葉より低いところに花を付けるが、
このスズランは葉と同じ高さに花をつける。
林の下、つまり日陰に咲いていた。日当たりの良いところでは、
既に花は終わっていた。花が大きいと言ったって、目測でせいぜい1㎝あるかなしかだ。
学名: Convallaria majalis
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ヤグルマギク(キク科・ヤグルマ属) 矢車菊と書く
矢車(鯉のぼりの先端に取り付けられる正六角形のくるまを
イメージすればいい)に似ているから、その名が付いた。
ヨーロッパ原産で、耐寒性の一年生植物。
ドイツの国花。
おそらくこれ以上の青は他にはないだろうと思うほど青い。
思わずドキリとする。五月の空にふさわしい花だ。
ヤグルマソウは、これとは別の植物の名であるそうだ。
学名: Centaurea cyanus
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シャクヤク(ボタン科・ボタン属)芍薬と書く
命名のいわれは、判然としなかった。
ボタンとシャクヤクの区別が難しい。
ボタンは木で、シャクヤクは草だという知識を持って眺めれば容易いという。
また、ボタンはやや早く咲き、シャクヤクはそれに続く。
中国北部原産で耐寒性宿根草(1,2年草とは違って、根は枯れない)
学名: Paeonia lactiflora
今日の花は色が極めてはっきりしたものを選ばれたのですね。
日本とドイツのスズランの違い、葉っぱより低いか、同じぐらいの高さかの違いがあるとは知りませんでした。花屋さんで見るスズランはみんな日本のスズランだと思っていました。今度から気をつけてみます。
ヤグルマギクの筒咲きの花の集合体はかなり印象的ですね。その上濃い青色が目を惹きつけます。
牡丹は木で、芍薬は草。これはいい情報をいただきました。
花だけを見ていたらどっちがどっちか解らないですよね。
スズランの見分け方は簡単ですね。花序の背丈を見ればたちどころに判るという寸法です。ヤグルマギクは初めて見る花です。最初はカーネーションかなと思いました。恥;
そうそう、ボタンは木であって、シャクヤクは草であることが決定的な違いです。これさえ頭に入れれば混同することはありません。シャクヤクも、ボタンも、何度も見ているけれど、どうしても同じに見えていました。次回からは間違えないことでしょう。
と言う言い草聞いたことは有りませんか?
私の両親が折に触れて口にしていました。美人の表現です。
このことから、立てば芍薬だから木、座れば牡丹で草と言う風に憶えていたのですが逆なんですか???
残念!
まァ、逆だと知っていればそれで見分けられますけれど。
なぜか今年はまだ芍薬を見ていません。そろそろどこかでと思っています。
1昨日の画像でははっきりしないので、今電池を持って庭に出てみてきました。
一面に咲いているどのスズランも、葉より下に花が咲いてまるで、葉っぱの下のかくれんぼをしているようでした。
<葉っぱの下のかくれんぼをしている>ならば、間違いなく日本スズランです。園芸店での主流はこのドイツスズランだそうですから、日本のものは貴重だと思いますよ。このコーナーを通じて色々な勉強をさせて頂いています。
シャクヤクとボタンの見分け方は、シャクヤクは土から茎が出て花が、牡丹は一本の幹から茎が出てそこから花が、大きな違いです。説明下手でごめんなさい。