切り詰めた社内旅行

明日には社内研修旅行を迎えました。

年一回、恒例の秋の旅行です。

のんびり気楽に、とはなかなかいかないのが弊社の旅行です。


私がサラリーマン時代の若い頃、頭髪がまだ７:３に分けても、

まだ余りあるボリューム感をもてあました時代は、まさに豪華な旅行でした。


旅行中終始、奇麗なバスガイドのお姉さんの案内付きで満足だったし、

細かいことへの世話係に、添乗員さんが付き合ってくれたし、

夜は一流ホテルで芸者を揚げ、びっくりするような大広間で高級料理に舌つづみ。

そして二次会、三次会は地下のクラブスナック等で、ホステスとショー三昧。

ミラーボールの下、ジルバ、マンボ、ゴーコンに興じ、時も我も忘れ

朝まで楽しむことができたものでした。

その上、帰りは会社からのお土産も含め、両手にかかえきれない荷物がいっぱいでした。

いたれりつくせりの殿様気分を味わえたのです。


つい世間では、社内旅行といえば、そんな贅沢なものかと誰もが思われがちですが、

弊社の旅行はそれとは、ほど遠いものです。

気を使い、頭を使い、体を使い、汗を出し出し、お金は遣わず、

２泊と３日間は疲れっぱなしです。


さあ今年は、あの龍馬の幻を目撃しに京都行きです。

私はきっと龍馬の墓の前で泣きます。