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また行きたい里・・・安来

2009年05月19日 | お知らせ
5月ゴールデンウィーク中,安来節で有名な島根県の安来に観光で行って来ました。

高知県の私はいつも出雲への通過地点ですが、今回は安来めあてに行って来ました。

安来節演芸会館での安来節のうたいや踊りを見た後わたしは観客の中から選ばれた3人の一人として舞台に上がりました。
     
そして大勢観客の前で名人の手本に合わせ踊りました。普段見ているイメージと大分違っていました。

進んで舞台に上がった時、自信がそれなりにあった思いですが、いざやってみると思うようにいきません。

まず膝を曲げての中腰姿勢は、足にきつかったですね、それに体が硬くって、改めて自分の運動不足による不甲斐なさを感じたものでした。

きっと、他の方々からは、[舞台に上がった威勢はいいが、下手な踊りをする変なおっさん」に見えたのではないでしょうか。

[それじゃあなぜ舞台に自ら進んで上がったのか]と言われそうですね。
 
弊社は毎年秋に慰安旅行があります。

その時に夜はホテル中で仲間全員[かくし芸]をして楽しむのです。
15年続いている伝統です。

そこで私は、[意地悪爺さん、婆さん]シリーズで

毎年思考を替え妙技(恥踊り)を披露しているのです。

そんな背景から、ピンときたからなのです。

おかげで随分参考になったので、今年も大いに頑張り賞をゲットしたいと思います。

弊社の慰安旅行は[かくし芸]のひと時が一番面白いですよ、どなたか一緒にいかがですか。

 ココで改めて安来のよさをアピールさせてもらいます。
知る人ぞ知る、安来の土地柄でしょう、すごく人柄がいいんですね、

高知の同じ田舎者が言うので、よほどに思われるでしょう。

道中道を尋ねても丁寧だし、ちょっとしたお店に入ってもお店の人の細やかさ、心の優しさですね、

マニュアル人間がいませんでした。アナログ人間です、心と心で対応してくれるので、不慣れなことで不安な気持ち等にならないし、

人の気持ちがよく見えているのでしょうか、先回りして心地よい思いにしてくれるのです。
 
何処へ行っても観光地は、往々にして、この時とばかり商売っ気が見えるもので、どっと疲れが出る思いですが、そんなものなど無く、まさに居心地の良い思いでいられました。

特に、演芸センター内にあるレストランの従業員1人1人全員が素晴しかったですね、絶えずお客さんの方を向いていて皆さん熱心でした。
こちらから、何気ないことでも、つい声を掛けてしまったりで、それぐらい
私は親しみを感じました。

食事中の間ですので、30分間ぐらいの事でした。

 鼻に5円玉、何時もの豆絞りのほうかぶり、安来節に出て来るコスチュームそのままで、忙しい店内を走り回っている支配人さん、それでいて私達お客に、

まさにこれがサービス業の真髄と言った応対振りでした。

やがて満席と成ったその店を出るとき、私は自分の靴が履き替えられていることに気がつくと、支配人さんはじめ、全従業員さんが間違った人を探してくれたり、心配して駆け寄ってくれたりでした。

[せっかくの旅行がだいなし]と、心からのお詫びと我がことのような思いが、
後味を悪くするどころか、爽やかさすら感じるたびの空でした。

 

P,S ゴールデンウィーク明け、すぐに支配人さんからご丁重なメールが入り一層感銘した次第です。

 支配人 上田信也様 他ご一同様、その節はお世話になりました。
  皆様の、ご健勝とご多幸をお祈りします。また、美味しいドジョウ?を
  食べに行きます。  
    上田さん,あなたも龍馬心酔なんですね。 
  


 


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