森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

嵐山町 菅谷神社

2014年08月30日 | 空色の休日 2014 

比企郡嵐山町菅谷鎮守、末社津島神社の夏祭りで親しまれている「菅谷神社」へ参拝。

由 緒
祭神 大山咋命 保食命 菅原朝臣道真公命 須佐之男命 畠山重忠命
本社大山咋命ハ元日枝神社ナリ是ハ畠山重忠年十七才ニシテ治承四年十月武蔵国長井ノ渡シノ頼朝ノ御陣所ニ参シ頼朝公ニ属シテ先鋒ノ将トナリ各地ノ戦争ニ大ニ軍功アツテ此ノ菅谷ノ地ヲ賜リ依テ此ニ新城ヲ築キ居住トナシ武運長久ノ守護神トシテ近江国日吉山ニ鎮座ナス(現今滋賀県滋賀郡坂本村官幣大社日吉神社此ノ御分霊ハ日本国中即チ三府弐拾三県ノ内二五百社之アリ其ノ一社ノ内ノ御分社)日吉山王権現ノ御分霊ヲ畠山重忠請願ニ依建久元年九月十九日ニ奉遷勧請ス故ニ日吉山王大権現ト称セシヲ明治四年神社取調ノ節村社ニ列セラレ社号ヲ日枝神社ト改称ス是ヨリ本社境内ニ須賀神社及秩父神社ノ二社アリシヲ以テ左二列記ス須佐之男命ハ須賀神社ト称シテ創立不詳ナレドモ本村成立ト同時ニ勧請セシモノト伝フ



杉林の中、参道が長く伸びます。途中にブランコやウンテイなどの遊具も置かれていて、穏やかないい雰囲気を感じられます。


では、参拝。シンプルな拝殿ですね。


天手長男神社(あめのてながおじんじゃ)
『古くから火防の神として菅谷の人々から信仰されてきたが、火災で焼けてしまい、昭和十年ごろ、街並みの中央付近に再建された後、昭和三十年ごろ当社の境内に移されたものである。(埼玉の神社:埼玉県神社庁)』


津島神社
『天明六年(一七八六)に。当時領主であった猪子佐太夫が自分の崇敬する尾張国(現愛知県)津島町に鎮座する津島牛頭天王社の分霊を祀ったもので、元は市神として字東側の路上に鎮座していたところを、明治四年に字西側に移転した。ところが、明治二十三年の大火で全焼したため、同四十七年七月九日に当社の境内に社殿を遷座し、当社の境内社として祀られるようになり、毎年にぎやかに夏祭りが行われている。(埼玉の神社:埼玉県神社庁)』


稲荷神社
『現在町指定文化財となっている稲荷塚古墳の墳丘上にあったもので、畠山重忠が城の鬼門除けに祀ったものという由緒がある。(埼玉の神社:埼玉県神社庁)』


夏祭りでは「芸能大会」のステージとなる神楽殿。客席も用意してありますね。


道路を挟んだ北側には弁財天(厳島神社)があり「菅谷公園」として整備されています。

当社は『風土記稿』菅谷村の項に「山王社 村の鎮守なり、村持、下同じ、稲荷社 天神社」と記されているように、本来は山王社もしくは山王宮と呼ばれていた。それが、明治初年に日枝神社と改められ、更に明治四十年四月十七日に字本宿の無格社稲荷神社と字城の無格社天神社の両社を合祀したことにより、村名にちなんで菅谷神社と改称した。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)

:本殿に西側には御神木の『杉』と、畠山重忠公を祭神として祀った『秩父神社』がありますが、今回は「蚊」を避けて(?)・・・・何れ。

:ここです→ Google マップ

:ブログ人消滅まで、あと92日



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