秩父鉄道東行田駅のほど近くに鎮座する、忍城裏鬼門の守護神「久伊豆神社」へと初詣(?)。
境内には行田市指定文化財にもなっている「九尺藤」の藤棚が広がっています。
立派な拝殿です。
境内摂社となる「赤飯伊奈利(稲荷)大社」。本殿真下の地下に御神体が安置してあり、真っ暗の中を参拝するという胎内参拝の儀というのがあるそうです。
久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)
所在地 行田市桜町
久伊豆神社の祭神は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)の子大己貴命(おおなむらのみこと)である。
創立は文明年中(1469~1487)で、成田下総守顯泰(あきやす)が忍城築城に際し、城の鬼門の守護神として当神社を祀り、隣接する長久寺を別当とした。これに合わせ、城の裏鬼門の守護神として城の南西大宮口に、やはり久伊豆神社をおいている。
境内には十五メートル四方の枝張りを有する藤があり、市指定天然記念物となっている。
この藤は、境内にある赤飯稲荷(しゃくじきいなり)を合祀する際、市内若木玉にある「紫藤庵の野田藤」を根分けして植えたものである。野田藤は、日本原産の藤であるが、花房が一・五メートルもあるのは珍しい。
なお、本社には市指定書籍の勝海舟書「大幟」原本も保存されている。
昭和五十七年三月
※大己貴命=大国主命(おおくにぬしのみこと)の本名。因幡の白兎の神様。
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