
「寺川の先制シュート!!」
アルビレックス新潟 VS FC東京
新潟スタジアム(ビッグスワン)
結果 2:0
前半からアグレッシブな新生サッカーを魅せたアルビはホーム開幕戦を2:0で快勝した。
前半は、怒涛の攻撃でFC東京のゴールを脅かすが、後一歩でゴールを割れなかった。
良い流れで攻撃をし、速いプレスと厳しい球際の守備で非常にリズムが良かった。
後半に入ってもその勢いは衰えない。
結果が結実したのは後半20分台。
左サイドで得たFKを、シルビーニョが右サイドへ高く張っていた幸治郎へサイドチェンジパスを放った。
幸治郎が右サイドを上がって、サポートに入った矢野へパス。
矢野からゴール前に待つエジへ絶妙なクロスを供給した。
DFを引き連れて放ったエジのヘディングシュートは惜しくもGKに弾かれたが、こぼれ球をゴール前で張っていた寺川がゴールへ叩き込んだ。
「寺川フィーゴ」の歌がスタジアムにこだました。
パスと早い突破をミックスした、すばらしい攻撃だった。
2点目はエジ。
相手DFが受けたこぼれ球を蹴ろうとした瞬間、詰めてきたエジが足を出した。
球が足に当たって、エジの前に転がる。
エジは一気にドリブルでゴールに向かった。
追いかけるDFを振り切って、GKが飛び込む瞬間を見透かしたように楽々とゴールへ流し込んだ。
如何にもエジらしいゴールで追加点を奪うことができた。
最後まで集中力の切れなかったアルビは、長い5分のロスタイムを守って今シーズンの初勝利を勝ち取った。
前節、フロンターレに0:6の完敗をきっして、ホーム開幕戦はどうなるかと心配された。
しかも、今日はDFの要である海本慶治が怪我で出場していない状態なのだ。
しかし、新生アルビのサッカーをビッグスワンでお披露目してくれた。
持ち味の縦の突破に、ピッチを広く使ったパスサッカーをミックスしたサッカーだ。
その要はシルビーニョだ。
確かな広い視野から繰り出される長短を織り交ぜたパスから、昨年は見られなかった繋いでゴールに迫るサッカーを魅せた。
そのパスに絡むのが、左右に張り出した寺川と慎吾だ。
縦横無尽に動き回ってチャンスをメークする。
さらに、右サイドバックの幸治郎が効果的な上がりを見せてくれた。
スペースがあると、高い位置でフリーとなっている。
そこへ、シルビーニョからピンポイントのサイドチェンジパスが送られて、ラインを駆け上がってていた。
DFでは、永田の怪我で、いきなりスタメンに起用されたルーキー中野がアグレッシブな守備で危険な芽をつんでくれる。
今日、初めて見た新生アルビのサッカーはとても面白い。
一瞬の切れ味を楽しむカウンターサッカーも良いのだが、テンポよく繋ぎながらゴールに迫るサッカーは満足感が高い。
ただし、中盤でボールを失うと、カウンターの餌食になるサッカーでもある。
今日の試合でも、中盤でのパスミスが結構目に付いた。
攻撃から守備に回った時の対応と、パスミス修正が課題となるだろうが、ここを改善して行けば、おのずから順位も付いて来るだろう。

「歓喜の表情で凱旋する選手達」

「新しいビッグユニフォームがお披露目された」
同じデザインのレプリカユニフォームが限定100着販売された。
ご近所で、2着も購入していたお金持ちを発見した。
うらやましい。