
朝、今年初めてのアサガオが開花していた。
今年は天候が極端で、アサガオも戸惑っているのかも知れない。
昨夜の試合、前半は2点のリードを奪ったので、ほぼプランどおりだった。
しかし、後半三田がレッド退場になった辺りから防戦一方になってしまった。
ボールを奪っても、カウンターでしとめるだけのフィジカルが残っていなかった。
1点差に詰め寄られたものの、最後は新潟らしい粘りを発揮して、逃げ切った試合だった。

アルビゴール前での攻防。
後半はゲーム終了まで20分以上も川崎の攻撃を受け続けた。
スタジアム内は声援と悲鳴が混じって、暑くそして熱い試合だった。

試合が終わって、思わずピッチに倒れこむ選手が続出。
最後は精根を使い果たしていた。

キツイ試合だっただけに、サポーターにあいさつ回りをする選手達の表情は晴れ晴れとしていた。

川崎戦はJ2の時代から荒れる。
今日も最終的にはレッドカードが切られてしまった。
荒れる試合だけに、審判の腕の見せ所だったが、不満が残ってしまった。
試合が終わっても、審判に詰め寄る場面も見られた。

昨夜のMVPをゲットした慎吾。
試合中、鈴木監督から指示を受けている場面が目に付いた。
それが、2ゴールにつながったのだろうか?

MVPのインタビューが終わってスタジアムを一周する大サービス。
もしかすると、アルビの中で日本代表に一番近い男かも知れない。

エジに代えて船越を入れた鈴木采配はいささか疑問があった。
でも、ピッチに立った船越は体を張って攻撃に守備にと動き回っていた。
怪我の地獄から蘇った凄みを感じさせた。

川崎サイドのコーナーで必死にボールキープをする船越。
倒れても、ボールを放さない!!

最後は、前線から守備に回る場面も。
キツイスライディングでイエローカードも貰っていた。

川崎の正GK相澤。
新潟江南高校出身の彼にとっては、ビッグスワン初先発で故郷に錦を飾った。
控えのGKは吉原で、何か新潟に因縁があるGKが集まった感じだ。