アルビレックス新潟vs川崎フロンターレ
東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 2:2
二位と三位の直接対決、結果は2:2のドローで、お互いに勝ち点1を分け合いました。
ただし、サッカーで良く言う慣用句では「アルビは、負けに等しい引き分けで、川崎は勝ちに等しい引き分け」ということになるでしょうね。
前半、川崎が繰り出す両サイド突破の攻撃や、縦の突破に手を焼いたアルビですが、最後はキッチリ対応した感じです。
アルビがボールを持つと、川崎はキッチリと守備ラインを作って、中々チャンスがありません。
結局、こう着状態になって、ゲームが動いたのは、良くあるパターンでセットプレーでした。
前半40分頃のセットプレー、距離はあるもののゴール正面の好位置で得たFK、キッカーはマルシオ、蹴ったボールは壁に当たってコースが変ったのが幸いして、GK川島の逆を突いて見事先制ゴール。
でも、後半開始早々、今度は川崎のセットプレー、アルビの集中が甘くなったところをついて、アルビの体制が整わないうちにゴール前にパスを入れられて、同点ゴールを入れられます。(今日の川崎は、セットプレーは凄く工夫していました)
その後、荒れる対川崎戦に恥じない展開で、相手が松下に肘うちを食らわせて、これでレッドカード一発退場。
アルビは、その松下が、マルシオが起点になって放ったパスに滑り込みながらシュートを放つと、それが再リードを奪うゴール。
川崎は、一人少ないにも関わらず、攻撃的な選手を入れて追いすがります、アルビは間一髪のプレーをしのぎきってロスタイムへ。
しかし、ゲーム終了まであと少しと言うところで、ジュニーニョにシュートコースを与えてしまって万事休す、同点ゴールを決められてしまいました。
2:2のまま、ゲームセット、勝ちきれず勝ち点3が逃げていってしまいました。
もうゲーム終了が見える時間帯、自分のボールの時、攻撃を選択しないで、ボールキープを選択していればと、悔やまれます。
何だか、こんな感じで勝ちきれなかったゲームを、今シーズンはホームで随分と見せてもらいました、学習効果が無いとしか言いようがありません。
ただ、対川崎戦の不敗神話だけは、かろうじて継続されましたけどね。
前半40分頃のセットプレー、キッカーはマルシオ。
マルシオのキックは、壁に当たってコースが変ったのが幸いして、川島に取って逆モーション、見事先制ゴールをゲット。
マルシオが起点に。
パスに川島が飛び出すが、滑り込んだ松下のシュートが上回る。
見事、再リードを奪うゴールが決まる。