チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

トラウマ。

2008-06-13 | チョッパー


お昼に、チョッパーを病院へ連れて行ってきました。
去勢手術再挑戦。

静脈注射(腕を毛刈りしてする普通の注射)が1番いいんだけど、
うちの王子くんは絶対に、絶対にやらせてくれないことが分かったので、
今回は診察台に乗ったところをすかさず!
先生がお尻に注射!

これで待合室で眠るのを待つわけですが、

フラフラはしてるものの、
物音がするとズサッ!!!と起きる。

仕方ないのでもう1本。

まぶたの重さと戦いつつも、
先生の気配がすると機敏に反応する。

麻酔が効いてきた証拠に吐いたりしたんだけど、
すごいです、もう意思の力だけで彼は寝ない。
ある意味超タフ。

30分たってもだめなので、先生は仕方なく筋肉注射。

多分王子の眠気はマックス近い。
それでもソファーから床に移すと、

「そんなこと頼んでません!」 (`Д´#)

と言わんばかりにソファーに飛び乗る。
ヘロヘロで起き上がれないのにいざとなるとこの火事場の底力。
先生も、もう降参という顔をしておいでだ。

さー

どうする?!

「もう診察台乗せて下さい、やります」

先生のたくましいお言葉。

チョッパーはもう断末魔の叫び。
喉の奥から搾り出すように泣き叫んで…
たまりませんよ。

結局エリザベスカラー付けられて、
大大大嫌いな電動バリカンで毛を刈られて、静脈麻酔。

ようやくおとなしくなるかと思いきや、

まだ叫んでる。 Σ(゜Д゜;)

「お預かりします」

と先生に抱かれて叫びながら運ばれていくチョッパー。

私と妹はその光景を見ながら、
1年半前にここで息を引き取ったルックに重ねてしまうのでした。
麻酔でよろよろと立てなくなったチョッパーは、
呼吸困難で意識朦朧としたルックに。
閉じたくないのにまぶたが下りてきてしまうチョッパーは、
最期の時のルックに。

ああ、これってトラウマだよなあと思いながら。

あのとんでもない絶望感がよみがえってくるのを感じました。

「これだけ嫌な思いさせられたら、うちらのこと嫌いになってさ、
もう触らせてくれないかもしれないね」
と妹。
先生にもそれは忠告されてたことです。
「そしたらまた最初から始めればいいよ」

助手さんに、明日引取りの時間、また連絡しますねと言われて、
「何時頃ですかね?」
と聞いたら、

後ろの診察室から先生の、

「今日迎えに来てもらうかもしれないから!」

ヽ(゜Д゜ )



という声が聞こえてきた。

確かに。

あの調子じゃあ、目が覚めてからも大暴れだろう。
しかも今度は痛みも加わるだろうし。
病院に多大なご迷惑をおかけするに違いない。

うーん、買い物に行こうと思ってたけど、
今日は自宅待機だな。

チョッパー無事に早く帰っておいでー





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2 コメント

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さつきさま (616)
2008-06-15 00:41:31
うちの子なんとか1泊できたようです。
でも普通の2倍の麻酔を使ったのに、
それでも効かずに苦労したそうです。
しかも普通の子より早く覚めたらしくって…
先生も本当に大変だったみたいです。

しょーんくんも入院嫌いなんだ~
でも注射できていいなぁ
今回ホント思い知らされましたよ…
でもしょーんくんもかなりのタフガイですなあ(笑)

早く完全体に戻るといいですねえ
しょーんもチョッパーも。
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大変でしたね (さつき)
2008-06-14 15:19:56
うちのわんは入院大嫌い(注射は大丈夫なんですけど)

この間もお腹を切開した次の日から、だせーだせーと吠えまくり

腸にメスを入れたのにもかかわらず3日目に退院・・・

フツーなら1週間は入院なんですけどね。


チョッパー、タフやね^-^;
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