土曜日。
「もうっ!かおりんもう3時だよっ!」
という相方くんの声に起こされる。
自分だって今まで寝てたくせに…と思いつつ、時計を見ると、
まだ1時じゃん。
東京ラブの相方くんは、こんな時間まで寝ていたことが許せないようだ。
プリプリしている。
しょうがないのでババッと支度をして、出かける。
今日は夜に「第一期パース会(私にとっては第一期)」の集いがある。
それまでもうあまり時間がない。
しょうがないので、近場の浅草に行くことに。
急激に寒くなった週末の風はつらかった。
寒さへの耐性が極端に弱い私には尚つらい。
コンビニで貼るカイロと、靴に入れるカイロを購入する。
相方くんもどうにも我慢ができなかったらしく、おとなしく貼る。
久しぶりの仲見世は相変わらずの賑わいで、
甘酒を飲んで幸せだった…。
あまりの寒さに耳あてちゃんを買う。
が、その数時間後にバキッと壊れ、相方くんになぐさめられる。
相方くんが幹事さんにリクエストしたのは、
「バブルを彷彿とさせるいかしたお店」
幹事のタイキは、東京タワーの見える小洒落た飲み屋を予約してくれていた。
靴を脱ぐときに、
やべっ私靴にカイロが貼ってあるんだった!
と気付いたが、
「どうぞお靴はそのままで…」
と言う小綺麗なお兄さんに逆らえず、あきらめた。
仕事が終わらないマサが来るまで、
タイキ、ヨウコ、ヨウコのダーリンこびちゃんと飲んだ。
相変わらずこびちゃんにとって、ビールは水のようだ。
マサが合流して、別のお店へ。
これまたハイセンスなイタリアン風飲み屋さん。
マサは女友達を連れてきていて、
その子が熊本のおばあちゃんから送られてきたという、
「晩白柚(ばんぺいゆ)」
という巨大な柑橘系の果物をくれた。
でかい。
顔くらいある。リアルに。
それをおもむろに剥きだすマサ。
相変わらずのB型っぷりだ。
「ばんぺいゆ」は、全然酸味もなく、水分が少ないので、
手もべたべたしないし、甘くておいしかった。
誰もが絶賛だった。
1個5000円はくだらないらしい。
高級果物じゃのう~
その日もそこでは終わらず、
タイキ以外のみんなで、マサのいちおしのバーに向かう。
ウォッカばりのアルコールを飲まされる。
結局また3時近くまで飲んだ。
マサは明日も仕事って言ってたなぁ。
しかし東京のタクシーは怖い。
地元にいる限り、タクシーなんて乗らない私。
見ず知らずの人の運転はいやだなぁ。
その日もバタンキューだった。
明日は相方くんのだーいすきな原宿。
そして東京に来るたび会う、大好きな友達あゆみに会う予定。
昨日の惨事を考えると、今日はとってもハッピーな夜だった。
いいお酒だったなぁ。
みんなありがとうね。