わたしひとり

子育て終盤、子どもたちは家をでて時々わたしに当たり散らすモラハラ夫と愛するワンコとの生活を綴ります。

昭和のいぬ

2019-10-25 22:47:00 | 日記



このワンコはわたしが5年生のときに

友だちのおばあちゃんのところで子犬が生まれたときいて

もらってきました



わたしは子どものころ動物が大好きでしたが

ずっとアパート住まいだったので飼うことができませんでした

犬との生活はわたしの夢でした

小学4年生のときに両親が離婚して母の実家近くに引っ越して

悲しみのなかに沈み込んでいたわたしを

この犬は随分なぐさめてくれました



靴を何足もかじってしまったりイタズラもしました

外犬だったのですが、台風がきてうちの中へ入れたら

とても喜んだのもつかの間、水が引いてまた外に出したら

スネてヘソを曲げてしまったこともありました

わたしの失敗作のカップケーキを食べてもらったり

給食であまった牛乳をもらってきて飲ませたことも何度もありました



わたしが中高を過ごしたのはふたつの大きな川に挟まれた町でした

ふたつの川の間にも水路が巡らされていて

あちらこちらの堤防をワンコと一緒に歩きました

今にして思えば後悔することもありますが

あの子への恩返しのおもいもこめて

今いるワンコとの時間を大切にしていきたいです



この子のまなざしと似ているんです