就職して
生まれて初めて嫉妬される立場を経験しました
他人のことが羨ましくて仕方なかったわたしが
まさか他人から嫉妬されるとは
そして遅い結婚をしてからも肩書きを嫉妬されました
他人から見たら申し分のない家庭なのでしょう
でも現実はDV夫に怯える日々でした
わたしは母にも誰にも本当のことを言えませんでした
こんな人と結婚した自分がはずかしいと思う気持ちが大きかったです
みっともない話をしたくないと思っていました
自信がないから嫉妬するのだそうですね
その通りです、自信もありませんし不満もあります
お隣の家が何もかも上手くやっているように見えてしまい
自慢話や高笑いが聞こえるような気がしておかしくなりそうなことさえありました
お隣の家との共通点を無くしたくて
子どもたちが習っていたピアノすら見るのもイヤになり
大好きだったはずのピアノも子どもたちが中学生になって手放してしまいました
これはすべてわたしがお隣の家に嫉妬したせいです
バカなことをしました
そのころ夫が異常なほど子どもの進学問題に固執し
長女を精神的に追いつめていました
このままでは長女の人生が夫に乗っ取られてしまうと思い
長女に遠方の学校へ行くことをすすめました
本人も望んだので長女は中学の3年間を地方で過ごしました
わたしには他所の家庭は円満に見えました
うらやましかったのです
わたしと子どもたちは家で夫にいじめられているのに
他人には、お父さん優しそう、などと言われていました
夫のモラハラがイヤなら
さっさと離婚して自由になればいいのですが
子どもは家族という形態が壊れることを恐れるでしょう
カタチだけの家族であっても壊れたとき
子どもの思いを受けとめる覚悟がわたしにはありませんでした
今はわたしの判断だけで行動できるのですから自由です
この家から出てもいいしとどまってもいいのです