80k700m タイトルはまだ考えてない(旧 安全靴をはいたタヌキのホームペヱジ)

自称“流川市民”の、鉄道橋梁&トンネルと北海道の国鉄(JR)廃線跡が好きな人間がブログに挑む。(最近は迷走の日々…)

幌内線 沿革・停車場一覧

2011年05月22日 | 鉄道―北海道内廃止国鉄線沿革・停車場一覧

岩見沢~三笠~幾春別(18.1km)
三笠~幌内(02.7km) 1987(昭和62)年07月13日バス転換


 幌内線は、函館本線岩見沢駅(岩見沢市)から東へ向かい、三笠駅で分岐し、炭鉱のあった幌内と幾春別(以上、三笠市)を結んでいた。
 この路線は、石狩炭田の幌内炭鉱の石炭を小樽港に輸送する目的で、幌内鉄道(当時、手宮~札幌間)が1882(明治15)年11月13日に札幌~幌内間、1888(明治21)12月10日に三笠~幾春別間を開業した。
 幌内鉄道は最終的に北海道炭礦鉄道に移管され、1906(明治39)年10月01日に国有化された後に岩見沢~幾春別間、三笠~幌内間が幌内線となった。
 1972(昭和47)年11月01日に、三笠~幌内間は旅客輸送を取り止めて貨物輸送のみとなり、同時に、幌内住吉駅は廃止された。
 石炭・旅客の輸送量の減少に伴い、1984(昭和56)年06月に第二次特定地方交通線に指定され、1987(昭和62)年04月01日に北海道旅客鉄道会社に移管された後、北海道中央バスに旅客輸送が引き継がれた。
 三笠市からは多数のアンモナイトの化石や、国の天然記念物であるエゾミカサリュウの化石が出土して、三笠市立博物館には数多くの化石が展示されており、また、幾春別から奥まったところには桂沢湖があり、キャンプ場や温泉がある。











一般駅・旅客駅
停車場名位置 開設廃止記事
さかえまち
栄町
 仮乗降場
 04.0
04km000m
S55.10.01
S62.07.13
S62.03.31 局設定仮乗降場→旅客駅
かやの
萱野

 06.3
06km300m
T02.09.11
S62.07.13
S59.02.-- 業務委託
みかさ
三笠
 10.9
10km880m
M15.11.13
S62.07.13
S17.--.-- 駅舎一部増築
S19.04.01 幌内太(ほろないぶと)から改称
S59.02.01 荷物取扱廃止(旅客駅)


枝線関係(三笠~幾春別)
※停車場の営業キロは、三笠起点にて表記










一般駅・旅客駅(三笠起点)
停車場名位置 開設廃止記事
とうまつ
唐松

 03.9
03km930m
S04.12.15
S62.07.13
S05.08.01 貨物駅→一般駅
S59.02.-- 業務委託

やよい
弥生

 05.9
05km880m
S23.01.25
S62.07.13
S26.12.20 局設定仮乗降場→旅客駅
S59.02.-- 業務委託
いくしゅんべつ
幾春別

 07.2
07km230m
M21.12.20
S62.07.13
M25.--.-- 郁春別(いくしゅんべつ)より改称
S59.02.01 荷物取扱廃止(旅客駅)


枝線関係(三笠~幌内)
※停車場の営業キロは、三笠起点にて表記








一般駅・旅客駅(三笠起点)
停車場名位置 開設廃止記事
ほろないすみよし
幌内住吉
 01.2
01km200m
S25.01.20
S47.11.01
S26.02.14以前 住吉(すみよし)より改称
S33.08.05 局設定仮乗降場→旅客駅
S33.08.-- 駅舎完成
S40.05.-- 旅客駅→無人駅
ほろない
幌内

 02.7
02km650m
M15.11.13
S62.07.13
S24.06.-- 待合室拡張
S47.11.21 一般駅→貨物駅
S59.02.-- 民間会社による業務


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