先夜、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」が地上波で放送された。ノーカット、吹き替え版ということだ。
前作、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で登場した可愛いアナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)が、ジェダイの騎士として逞しい青年になっている。宇宙に暗躍する黒い組織とジェダイとの戦いが本格的になり、アナキンとアミダラ女王との恋も芽生える。前作から10年後という設定らしいが、前作で10歳にも満たないと思われたアナキンと、既にその時女王であったアミダラとの恋というのは、年齢差はどうなるんや?とつっこみを入れたくなりましたな。
現在公開中の「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」では、悪の組織の全容が明らかとなり、30年前、レイア姫やルーク・スカイウォーカー、ハンソロ船長等が戦った、“帝国”が出来てしまう。アナキンとアミドラは結ばれるものの、アナキンはダース・ベイダーとなって“帝国”の一味となる。
この過程は映画を観ないと分からないが、『アナキンは、暗黒面に落ちた』とヨーダが言っているのは、つまり、悪魔に魂を売ったという事だろう。何故そうなったのか?そこにはアミドラに対する愛情が絡んでいるらしく、そこが今度の作品の売りになっているようだ。
しかし、よく考えればこの“エピソード3”は、ジェダイ達が銀河征服を企む暗黒卿グループにやられる話なわけで、感動とかスカッとしたいと思って観に行く人は、裏切られるんじゃないかなあ。コレでシリーズが完結すると言っているが、じつはストーリーのパズルが完成するだけで、お話の結末は既に20年前に「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」で語られている。
ここに、この“スター・ウォーズ”シリーズのややこしい所がある。ちょっと整理してみよう。
まず、シリーズ6作を作られた順番に並べてみよう。
「スター・ウォーズ(1977)」
「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(1980)」
「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(1983)」
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)」
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)」
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005)」
なんとまあ、足かけ28年の作品ですな。
次に、これをストーリーの流れで並べ替えると、
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)」
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)」
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005)」
「スター・ウォーズ(1977)」
「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(1980)」
「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(1983)」、という事になる。
こうなると、“エピソード3”を観た後は、もう一度“ジェダイの復讐”を観なければいかんですな。“エピソード1”からスター・ウォーズを見始めた人は、30年前の第一作から観ることになるんでしょう。
30年前は燃えたけど、さすがに今度の3部作は以前のようにワクワクすることはなかったですな。あっ、“エピソード3”は未だ観てないんですが・・・。
前期3部作にはハンソロ(ハリソン・フォード)という魅力的なキャラクターがいたのに、後期の分にはそれが見あたらんです。“エピソード1”ではクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)、“エピソード2”ではオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)が主軸になっているようだが、「ロード・オブ・ザ・リング」の各騎士と同程度で、ハンソロの楽しさには追いついていない感じがした。
パズル完成を記念して、TVで続々とシリーズ作品が放送されているので、私としては“ジェダイの復讐”は見逃せんですな。最後がどうだったか、忘れちまったから。
さて、全部の脚本を書いたのは製作者ジョージ・ルーカスだが、前期3部作では「スター・ウォーズ(1977)」しか監督はしていない。「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(1980)」はアーヴィン・カーシュナー、「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(1983)」はリチャード・マーカンドが監督をした。
アナキンに扮したのは、子供時代がジェイク・ロイドで、青年になってからはヘイデン・クリステンセン。アナキンの子供ルークにはマーク・ハミル、ルークの妹だったことが後々わかるレイア姫にはキャリー・フィッシャーが出ている。
“エピソード3”では、アミドラ(ナタリー・ポートマン)がアナキンの子供を宿すことになっているが、それはルークなのかレイア姫なのか。ン?・・・双子だったかな・・・?
前期3部作であの世の人となったオビ=ワンに扮したのは、名優アレック・ギネス(「戦場にかける橋(1957)」でオスカー受賞)でした。
前作、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で登場した可愛いアナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)が、ジェダイの騎士として逞しい青年になっている。宇宙に暗躍する黒い組織とジェダイとの戦いが本格的になり、アナキンとアミダラ女王との恋も芽生える。前作から10年後という設定らしいが、前作で10歳にも満たないと思われたアナキンと、既にその時女王であったアミダラとの恋というのは、年齢差はどうなるんや?とつっこみを入れたくなりましたな。
現在公開中の「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」では、悪の組織の全容が明らかとなり、30年前、レイア姫やルーク・スカイウォーカー、ハンソロ船長等が戦った、“帝国”が出来てしまう。アナキンとアミドラは結ばれるものの、アナキンはダース・ベイダーとなって“帝国”の一味となる。
この過程は映画を観ないと分からないが、『アナキンは、暗黒面に落ちた』とヨーダが言っているのは、つまり、悪魔に魂を売ったという事だろう。何故そうなったのか?そこにはアミドラに対する愛情が絡んでいるらしく、そこが今度の作品の売りになっているようだ。
しかし、よく考えればこの“エピソード3”は、ジェダイ達が銀河征服を企む暗黒卿グループにやられる話なわけで、感動とかスカッとしたいと思って観に行く人は、裏切られるんじゃないかなあ。コレでシリーズが完結すると言っているが、じつはストーリーのパズルが完成するだけで、お話の結末は既に20年前に「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」で語られている。
ここに、この“スター・ウォーズ”シリーズのややこしい所がある。ちょっと整理してみよう。
まず、シリーズ6作を作られた順番に並べてみよう。
「スター・ウォーズ(1977)」
「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(1980)」
「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(1983)」
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)」
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)」
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005)」
なんとまあ、足かけ28年の作品ですな。
次に、これをストーリーの流れで並べ替えると、
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)」
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)」
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005)」
「スター・ウォーズ(1977)」
「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(1980)」
「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(1983)」、という事になる。
こうなると、“エピソード3”を観た後は、もう一度“ジェダイの復讐”を観なければいかんですな。“エピソード1”からスター・ウォーズを見始めた人は、30年前の第一作から観ることになるんでしょう。
30年前は燃えたけど、さすがに今度の3部作は以前のようにワクワクすることはなかったですな。あっ、“エピソード3”は未だ観てないんですが・・・。
前期3部作にはハンソロ(ハリソン・フォード)という魅力的なキャラクターがいたのに、後期の分にはそれが見あたらんです。“エピソード1”ではクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)、“エピソード2”ではオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)が主軸になっているようだが、「ロード・オブ・ザ・リング」の各騎士と同程度で、ハンソロの楽しさには追いついていない感じがした。
パズル完成を記念して、TVで続々とシリーズ作品が放送されているので、私としては“ジェダイの復讐”は見逃せんですな。最後がどうだったか、忘れちまったから。
さて、全部の脚本を書いたのは製作者ジョージ・ルーカスだが、前期3部作では「スター・ウォーズ(1977)」しか監督はしていない。「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(1980)」はアーヴィン・カーシュナー、「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(1983)」はリチャード・マーカンドが監督をした。
アナキンに扮したのは、子供時代がジェイク・ロイドで、青年になってからはヘイデン・クリステンセン。アナキンの子供ルークにはマーク・ハミル、ルークの妹だったことが後々わかるレイア姫にはキャリー・フィッシャーが出ている。
“エピソード3”では、アミドラ(ナタリー・ポートマン)がアナキンの子供を宿すことになっているが、それはルークなのかレイア姫なのか。ン?・・・双子だったかな・・・?
前期3部作であの世の人となったオビ=ワンに扮したのは、名優アレック・ギネス(「戦場にかける橋(1957)」でオスカー受賞)でした。
私が一番好きなキャラ、マスター・ヨーダも前3部作のときのゴツゴツした動きのほうが、彼っぽいし、「う~~ん、どうやって動かしているじゃろか?」ってワクワクできる。でも今のヨーダは「どうせ、CGだもの。なんでもできちゃうよね」って冷めた感覚になっちゃいますね。
それに「クローンの攻撃」のときの目いっぱい画面全部がCGってのもね・・個人的な好みですが、「あ~~この画面誰もリアルなもの・・ないのね」って引いちゃいます。フルCGアニメじゃないんだからさ~~
といったわけで、私はアナログ派の前シリーズの不動のファンであるわけなのでした・・