![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7c/e4e94c250774c932a2dd61c0a8ded107.jpg)
悪い予想は外れて、「ぼくの採点表 The Best」は「SCREEN」誌に掲載された文章が削られずに出ていたので、すかさず購入した。作品数は153本と中途半端なものだが、1940年代から2000年までの作品の、全て【☆☆☆☆(80点)】以上のものを集めたらしい。“【☆☆☆☆】以上のものを全て”ではなく、選ばれたのは全て【☆☆☆☆】以上ということだ。
ついでに「ぼくの採点表 The Final」を立ち読みしてきた。こちらは、「ぼくの採点表」のために原稿を起こしながら、誌面の都合などで掲載されなかった作品を集めたものらしい。期間は1991年から2001年までで、作品数は177本。
予想通り、概ね得点の低いものばかりで、殆ど見ることもない映画ばかりだろうからザッと目を通すだけにしたが、後半になって幾つか好得点の知っている作品が出てきた。
ハルストレムの「ショコラ」は【☆☆☆★★★(75点)】だった。このブログでは【★★★★=友達にも薦めて】なので、評価はほぼ同じだ。お伽話ムードを感じたのも同じようであります。
僕が【★★★★=ポールファンの、友達にも薦めて】と高評価を付けた「ゲット・ア・チャンス!」は【☆☆☆★(65点)】だった。僕のお薦め度でいえば【★★=悪くはないけどネ】ということになる。ポールさんの活躍が目立たなかったと書いてあったけど、僕は若い彼女が実質的な主人公だと思うので、ポールさんの描き方には満足したのですがね。
「電話で抱きしめて」は【☆☆☆★★(70点)】で、これは僕の【★★★=一度は見ましょう、マッソーの遺作だから】とほぼ同じ。但し、僕のお薦め度には少しおまけしてという意味が含まれているので、概ね誉めておられる双葉さんとは若干見方は違っているかも。
「ぼくの採点表」の原文は、図書館の貸出でしかお目にかかれないと思っていたので、こんな小さな書店にこの本が収めてあったこと、このタイミングで見つけたことはラッキーでした。読むのが楽しみだなぁ♪
[09.08 Wed 追記]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/99/f666bb668976d809bd508b3db83f799e.jpg)
僕がお薦め度を【★★=ホイットニーファンには、悪くはないけどネ】とした、デンゼル・ワシントン主演の「天使の贈りもの」は【☆☆☆(60点)】だった。ま、そんなもんでしょう。
記事にはしてないけどサッパリ印象に残らなかったリメイクの「悪魔のような女」も【☆☆☆(60点)】。ま、そんなもんでしょう。
観てないので当然記事にはしてないが、評判の悪いリメイクの「サイコ」、こちらも【☆☆☆(60点)】。カラーであの作品をリメイクして同じようなムードを出すのは難しいだろう、というような文章があった。そうなんだろうなぁ。なんか工夫が必要なんだよね。
「ブレッジ」で注目したショーン・ペンの監督デビュー作品「インディアン・ランナー」。双葉さんの評価は【☆☆★★★(55点)】でした。そうですか。予定リストに入れてたのに・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
(絶対、手に入れます!)
一般に知れ渡っている500本ものから
するとある程度の長さの文章が
私にするとなんとも心地いい。(^ ^)
ただね~未見作品も多いのが玉にキズ・・・
でも再見したい「四季」も入っていましたし
先日放映の「ある結婚の風景」が
こんな高得点で双葉先生が語って
いらっしゃるなんて!
ちょっと舞上がってます。(^ ^)
「The Final」は私の立ち寄った書店には
なかったのでさっそく探してみたいと
思います。
ただ、ツイッターにも書きましたが、最高点といいながら幾つか90点の作品が入ってないんですよ。なんか変
Final は立ち読みで良いと思います。
“第二の双葉十三郎”を目指す僕ですから採点はほぼ同じですなあ。むふふ。
「ショコラ」「ゲット・ア・チャンス」「天使の贈り物」「悪魔のような女」「サイコ」は同じ。
「電話で抱きしめて」は☆☆☆★。双葉さんは後味は大事にするのでそれが僕より出たかな。
「インディアン・ランナー」は☆☆☆。ちょっと舌足らずといった印象だったのではないかと想像します。
Amazonで双葉師匠の本を買ったことのある僕に連絡が来ないなんて・・・
十瑠さん、情報有難うございます。<(_ _)>
「夜行列車」は、先生は☆☆☆★★ですが、僕らは☆☆☆☆ですよね。
「ウォー・ゲーム」は僕は☆☆☆★★★だけど、先生は☆☆☆★、「クリフ・ハンガー」も僕は☆☆☆★★★だけど、先生は☆☆☆★。
反対に、タチ映画は先生は☆☆☆☆で、僕は☆☆☆程度になっている。あれは観る時代によって全然違うものになるとは思ってますが・・。
>「The Final」は買わなければいけません
コンプリートするためにはそうですね。
シネマ大系よりはお安くなってます。
僕は、次に観る映画の候補・参考(指針)にしていましたよ。
いまでは百科事典のような正本は、TV・DVDの鑑賞手引きに重宝します。
ブログ、昨年でstopされてるんですね。59本の映画は殆どコチラとカブってまして、同年代かなぁと思っておりやす。
またのお越しを~