Aにゃん@flowerbuda(Twitter)の書斎

「アナタのキモチ、言葉にします。」

痔主の断末魔①

2018-02-09 14:22:54 | 日記

お久しぶりです。

あの、本当に、まじで今年度は厄年かもしれません。

厄年2年前なんだけどな……

この度、肛門の手術を受けました。

一年半前から痛み出した肛門入り口の梅干しの部分。

最近あの襞のポリープの肥大が、日常生活に支障をきたすようになりました。

肛門科3院目にして、手術を取り付けることができました。

そしてようやく、2018/2/5に地元の胃腸・消火器・肛門科の病院にて、肛門手術を受けて参りました。

それでは聴いてください……

大実況「痔主の断末魔。」

【手術当日】

朝7時に排便の有無関係なくレシカルボン座薬を注入。

注入後、20分は便意があっても我慢しなければならないが、あまりの腹痛に耐えられず、5分でトイレに。

後に聞き知ったが、この座薬は炭酸ガスを発生させることにより、大腸を刺激し便意を促す働きがあるらしい。

術前点滴(1㍑くらい)のため、麻酔承諾書を持って9時にはタクシー通院。

9時半には点滴開始。

12時には長座体前屈のポーズで腰椎麻酔を注入。

あんまし痛くないよ。

下手な人or患者の血管が細いとめちゃめちゃ刺し直しがあって激痛らしい。

Aは献血大好きマンのため、あまり痛くないと感じた。

12時半、執刀医の院長出現と同時に手術開始。

Aの事前調べによると、手術時間は15~35分。

しかしAはなんと45分!!

しかも術中は、仰向けに寝転がったまま、胡座をかいた両足を自ら両手で支えるスタンスをとり続けていた。

私、まじで凄い。

ダイエットレベルだよ。

45分間それだよ!?

何が辛かったって……

生理痛と似た痛みを、術中永遠に下腹部に感じつつ、なんか引っ張られてるなあ、という感覚。

やばかった。

それよりも時計との勝負が半端なくて。

なんで術中患者のベッド位置から、時計見えてるわけ!?

それ見えてるとなんかもう絶望感やばくないか??

いつ終わるの?

長くて35分じゃないの!?

みたいなパニックが頭の中で起こった。

「頭動かさないでね~副作用で頭痛が後日きちゃうからね~」

って言うけど、つい時計見ちゃうわ、おい。

みたいなね。

12時45分、手術終了!!

「頭動かさないでね、6時までここで安静ね。

点滴(1㍑くらい?点滴途中から止血剤になった?)は何度か換えるから。

そのままね。」

14時。いつの間に寝ていたのか朦朧と意識を取り戻すA。

これがいけなかった……

まじめに!

この後、もう少し寝ていればよかったのに、と悔やむことになる。

14時半。

あれ、もうこんな時間かあ……

と思ったところに看護師さん。

「目、覚めた?頭動かさないでね。何かあったらナースコールで呼んでね。」

15時、なんか、麻酔切れてきた??

徐々に身体の変化を感じる。

背中の突っ張り。

それから膀胱の痺れ。

頭痛はない。

お尻がズキズキ脈打ち始めた!?

16時…… まだかあ、痛い。

痛すぎる。

17時半までずっと

「痛い。痛いよぉ。」

をか細い声で唱え続けた。

や、本当に断末魔ってこんなじゃない?と思う。

おそらく同室にいた人はビビってたかも。

この施術室は一部屋をパーテーションで仕切っただけの簡易部屋ですからね。

テレビとかで見るオペ室とかじゃないから。

まじで!!

部屋。

17時45分。

ナースコール!

ナースコール!!

トイレ!

トイレ行きたい!!

「ごめんね、まだ安静で、一応尿受け持ってくるけど。

多分立たないと麻酔の副作用もあるから、腹圧がかからないんじゃないかなあ……

でもあと15分で歩けるからね!」

と看護師さん。

いやぁ……

時計の見える手術室とそうじゃない手術室……

果たしてどちらがしあわせだったんだろうか。

キツかった。

18時!!!

トイレ!

トイレ!!

早く来て、18時だよ!?

看護師さん!!

来た!

看護師さん!

このときばかりはまじで、トイレって素晴らしいと思ったよ。

そしてこの間ベトナム行ったから思うけど、日本のトイレは世界一!!

いや、まだベトナムしか海外見てないけどね。

機能性がいいんだよね……

術後でも安心して入れる。

もう住めるよ、うん。

で、トイレ行ったんだけど。

出ない!!←今ココ!

え?

嘘でしょ!!!?

こんなに尿意があるのに??

いやいや、待てい!

出るよね?

出よう??

ね、出てくれ。

約22年間の人生で、こんなにおしっこを渇望したことは無い……と思う。

便秘以外で五分以上トイレにいたこともない。

出ました。( ´∀` )b

でもあんなに出なかったのに6時間分に匹敵するであろう尿量を検知。

いやあ~大漁!

大漁!!

本当に焦った。

それよりも、お尻、痛すぎ。

まじで痛い。

けど、便器に股がってるときが一番楽だった気がする。

このときの排便は無し。

ガスだけが出たかな?

迎えに来た父親の86で帰宅。

スポーツカー特有の低姿勢……

乗るの大変。

バンよかいいのかもしれないけどさ。

普通の車の高さがいいよ。

お迎えありがたいけどさ。

痛い。

まともに座れないため、尻を浮かせたまま発進。

必然的に地面にお尻が近いため、振動もご察しの通り。

帰宅。

夕飯食べていいらしいけどムリ。

それどころじゃない。

痛い。

痛いよ。

お風呂入りたい。

寒いよ。

辛い。

なんでこの寒い2月に手術なんて組んだんだろう。

しかも例年より3℃低い今年。

痛いよ。

でもとにかく寝たい。

寝れない。

死ねる!!

本当に痛いよ。

寝れない。

痛い。

 

 

 

という夜でした。