こんばんは、ヅメです。皆様今秋はいかがお過ごしですか?我が家は「読書の」「芸術の」をすっかり飛ばして、「食欲の」秋です。
さて、三重県の台所を見ると色々な食材が秋を飾っていると思いますが、今回紹介したいのは、マコモです。マコモは以前、そう馴染みのある食材ではなかった、という話を聞いたことがあります。実際、マコモという食材を口にしたことがある人は少ない、というのが実感。ここ数年で耳にする機会が増えた、という方が多いのではないでしょうか。
そのマコモを、本日採りに行ってきました。行先は鈴鹿市の友人(飲み友達?)である中山農園さん。特にマコモを専門に作っているわけではなく、たまたま先日飲み会でご一緒した際にマコモの炒め物をつまみに持って行ったら、「ウチでもちょっと作っているよ、採りにおいで~」とお誘いをいただいたので、社交辞令を真に受けてお邪魔した次第。
この時期にしては少し暑いくらいの快晴。人の背丈ほどもある株を、根元から刈り取ります。今年はやや植える時期が遅かったので生育はそれほど良くなかったらしいのですが、それでもボサボサと音がしそうなくらい生えています。
無農薬なので虫が入っている株も多かったのですが、それでも小一時間ほどで、家庭では食べきれないほどの量をいただきました。
さて、このマコモの食べ方ですが、個人的におすすめなのは油で炒めること。繊維質が多く、かつ詰まった感じがないので、油を良く吸い込みます。今日もそうやって食べたのですが、残念ながら慣れない農作業で腹が空いていたせいもあり、すっかり写真を撮り忘れてしまいました。(笑)
このマコモ、残念なのは日持ちしないこと、季節が限定されていることです。もっとも、野菜というのは本来そういうものですね。季節が巡ってくると、その旬の野菜を楽しむ。あるいは乾物や漬物にし、一年中食べられるように加工する。旬を意識すると、季節が待ち遠しくなったり、逆にその季節が過ぎるのが寂しくなったりする。そういう感覚は、いくら便利な世の中になっても、忘れたくはないと思います。
次はしづかさんです。宜しくお願いします。
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