三重県に若冲がやって来る！

　こんばんわ。
巣ごもりにもすっかり適応した生活をしている伊藤です。
最近は家の中で完結する趣味に明け暮れています。
コロナ以前の生活が思い出せない、すっかり出不精になった自覚もあります（苦笑）。
ですが、今回は久々に美術館の企画展を紹介したいと思います。
多分これを逃すと三重県でお目にかかることはないのでは？





「伊藤若冲と京の美術」

　江戸時代に活躍した画家・伊藤若冲の絵画を中心に京都の近世日本美術を集めた企画展が県立美術館で開催中です。
若冲といえば鶏に代表される躍動感のある動物画や繊細な描き込みの植物画の絵が有名ですね。
しかし今回の展示では華やかな諸作品以外にゆるキャラの元祖のようなころころと丸い人形図や濃淡のメリハリのついた独創的な水墨画も展示されるとのこと。
若冲の多彩な表現技法を垣間見ることができます。
また今回は同時に曽我蕭白も特集展示も開催されます。
若冲と並び、奇才と称される蕭白は松阪の朝田寺に二度逗留したことがあり、寺内には彼の作品11点が収められていることから三重県は蕭白にとってとてもゆかりがあります。
この機会に是非江戸の空気に触れてみませんか？

会期：2021年4月10日（土）―5月23日（日）
＊会期中、作品の展示替えを行います。
休館日：月曜日（ただし5月3日は開館）、5月6日（木）
開館時間：9:30－17:00（ただし、入館は16:30まで）



　次回は勝田さんです。
お楽しみにっ！