あべっち v(^▽^)~♪ の『のほほん・とほほん・ボヤ記』

年を取るのは自分が思うよりもなまら速い。ここでUPするのは日記と言うよりボヤキだったりするべさ(笑)

『みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの?』

2025-03-04 12:12:41 | ごにょごにょ...独り言。

冬に逆戻りなう。1日ずーっと氷点下の世界。

もちろん、360°見渡しても雪の景色ばっか。さぶっ・・・

TVのニュースでは「〇〇では河津桜が見頃を迎えていて、観光客が・・・」とアナウンサーが報じている。

日本列島って南北に長いから、季節感が同じ列島内ではこうも違うのかということを実感する3月。

でも最近は真夏になると、肌感としては「北海道も30℃超えになるのは普通だよね」という意識に変化しているかも。

2ヵ月後はGWなんですもんねぇ。。。

 

マイナス20℃にはなっていないけど、昨日今日と久々になかなかのシバレぶり。

 

ところで。

TVや新聞、雑誌、ネットなどで報じられるニュースでは、

事件や事故などが報じられた「その後」って、くまなく報じられることはほとんどなく

次から次へと、「ニュー」スが出てきては「上書き」されていき

ついこの前まで、世間を賑わせた中居ちゃんの話題も過去の出来事のような感が。

歴史の1ページに刻まれるようなコトも、もはや視聴者の興味関心の「消費物」のようで

深堀りする、学ぶ、知識を得るという「摂取」よりも、

「最新」の流行のモノ・コトを、広く浅く「つまみ食い」している。そんな気がしている昨今です。

 

先日、こんな本を読みました。

『みんながんばってるのに なんで世の中「問題だらけ」なの?』

株式会社Ridilover 一般社団法人リディラバ代表 安部敏樹さん

NewsPicksパブリッシング

 

写真の下部の帯に記されている「社会課題」

著者の安部敏樹さんは、実は10代のころ、ちょっと荒れた生活を送っていて、

まさに「社会課題」を背負う当事者でもあった経緯をお持ちの方で

一念発起で勉学に励み合格した東京大学在学中に、ボランティア団体の「リディラバ」を立ち上げ、

現在は『社会の「無関心」を打破したい』『社会課題を、みんなのものに』との思いから、

リディラバを事業化し、学生さんたちと社会課題の現場を訪ねるスタディツアーや

あたりまえのようで、じつはあたりまえではないことが、家庭の事情により、体験することが困難な

こどもたちの体験格差を解消するプロジェクトを立ち上げるなど、多岐にわたって活動をされています。

 

自分が興味津々で毎日視聴しているABEMAの報道番組『ABEMA Prime』(通称:アベプラ) 。

またテレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』をご覧になったことがある方は

水曜日のコメンテーター席に、緑のTシャツを着てジャケットを羽織っている方の記憶はありませんか?

ちょっと早口で、時折、玉川さんとの軽妙な掛け合いが面白い、あの人ですw

 

「社会課題」という4文字。

難しそう、まずは国や行政が解決するもの、自分が語るには畏れ多いハナシなどと感じているのが本音。

自分で「社会課題とは何ぞや?」と問われると、ちゃんとした解説なんて到底できません、ムリとお手上げ。

いつも安部さんが出演されている様々な番組を視聴しながら、わずかながらですが学ばせていただきつつ

「社会課題」の次に記されている「入門」という文字にありがたや~と思い、「無」になってページをめくらせてもらいました。

 

本書では、ところどころで漫画のページが。

 

本文は、安部さん御本人と安部さんのおばちゃんとの「対話」形式で、しっかり注釈も。

 

ここからは完全に自分の勝手な感想なんですが

漫画が挟まれることによっての視覚効果で、誰が見てもわかりやすくテーマが入ってくる。

活字による解説は専門用語が飛び交ったりして、時に内容が見えにくくなり、最後まで読む気力を失いかけるのですが、

対話形式だと、自分の中で沸いた疑問が文章の中に投影されては、その解が読める。

「です」「ます」口調ではなく、自分が本と対話している感。

誰もが登場人物の「おばちゃん」になれる。これがなまらイイんだわ!w

 

帯に注目してみると、実に興味深いかもです。

 

今、さまざまなメディアなどで報じられているジェンダーや選択的夫婦別姓などの項目がずらり。

実は「社会課題」という壮大なテーマで括らず、

それぞれの項目について、1からちゃんと解説してくれている1冊でもあります。

「今更、聞けないよなぁ・・・」という気持ちを払拭してくれる。

だから「入門」というワードも記されているんですね。

 

前述の自分のボヤきに戻るのですが

日々、報じられるニュースなどは、報じた「その後」、「その後」でわかったことや見えてきたことなどを

教えてくれる番組はそうそうないような気がします。

なぜそのような事が?

どんな背景があったのか?

では、そもそもの発端となったコト・モノ、経緯は?

なかなか報じられないその背景を知ることが大事なんだと。

帯の左上部に記載されている「ニュースでは教えてくれない、見えない社会のしくみ」。

前に読んだ『事件記者、保育士になる』(自分のブログ内)にも通ずるような気がしました。

 

3月にもなり、受験や卒業式のシーズンを経て、春休みも来ますね。

短期間で読破できます、この本は。

安部さんが出演されているアベプラで、たびたび曜日によっては共演もされるEXITのお2人も推薦!

皆様、ぜひ!

あ、個人的には、アベプラもぜひ見てね!w

 



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